無酸素運動、筋力トレーニングを行うメリット
以前に有酸素運動と無酸素運動の比較は行いましたが、
純粋な無酸素運動に絞って紹介させていただきます。
と、僕が無酸素運動の方に偏っているのは
現在体重を増やすために
無酸素運動に取り組んでいるためです。
なかなか体は大きくならず、ジムへ週4で通うのも
苦労が伴っていますが・・
目指す体になるためには
楽ばかりという訳にもいきませんね。
無酸素運動、筋力トレーニングで得られるもの
筋肉
メンタル
スケジューリングを含む自己管理能力
この3つが主なもので、それを得る事で付加的に
他の手に入れたいものに手が届くと言った感じです。
筋肉
・バランスよくトレーニングすることで見た目の良さ
・スポーツのパフォーマンスアップ
・筋肉の増加によって基礎代謝が上がり、痩せやすく太りにくい体になる
・単純に力がつく
筋肉について日本人はまだ知識不足かな、と感じるところが多くあります。
これは恐らく柔よく剛を制すというアイデンティティや、
漫画やアニメでもムキムキの人はどちらかというとやられ役で、
主人公はスラッとしたイケメンという
根強い文化によるものかと自分勝手に思っています。
これだけ筋肉の有用性が分かっているのだから、
そろそろ筋肉万歳な流れが来ても良いと思うのですが・・・
ただ、筋肉をつけると動きが鈍くなるという誤った理解には
オリンピック陸上100m決勝のメンバーの体つきを見れば、筋肉は
速い動作に必要だということが分かります。
ボルト選手の筋肉質な体は説得力の塊ですね。
というわけで誤解は解けつつありますが・・・
しかし、筋肉についてはまだまだ「ムキムキになりたくない」
などの言葉を耳にします。
僕がこれだけ努力してまだ、ガリガリなので、(175cm70kg)
そう簡単にはムキムキにならないと断言しましょう!
ボディビルダーを目指すならそれこそ血の滲むような努力が必要でしょう。
そして筋肉の良いところは、一度トレーニングができなくなったりして
筋肉が落ちてしまっても、
マッスルメモリーと言って、再び鍛えはじめると、元の状態までは
比較的早く戻るという特徴があります。
足を骨折して、随分細くなってしまったとしても、
退院後少しすると左右さが気にならないらいまで回復してしまいます。
つまり鍛えておけば、何かあってトレーニングできなくなっても、
見えない貯金はできているということになります。
体が自由に動くうちに少しでも運動習慣をつけて、将来に備えましょう。
メンタル
どういう訳か前向きに考えられるようになる
・向上心がつく
・ストレスが発散できる
・目標達成(重量や体重)により、達成感を得られる=自分に自信が付く
無酸素運動は基本的に短時間で大きな力を使うので、
ウエイトトレーニングなど、最大限に発揮できる力が向上します。
初心者は特に効果が実感しやすいので、成長できたという達成感を得られます。
そして、達成感を味わった先には更なる向上心が芽生えます。
それはトレーニングだけでなく、
新たな習い事をして見聞を広げようとか、あらゆる方向に伸びていきます。
僕もパソコンはネットサーフィンくらいしかしていなかったのに、
自分の勉強にもなるからとこのブログを始めるに至りました。
友人は英会話始めちゃったり。
メンタル面でも様々な効果が期待できます。
恐らく、トレーニングを定期的に行う人は皆、向上心があるので、
影響を受けることがあると思います。
同じジムで言葉を交わさなくても、
あるいは知り合いと話をして刺激を受けるとか。
トレーニングに精を出している人と仲良くなると、良い影響を受けることができます。
もちろんこちらもそれなりの向上心を持っていないと何も始まらないので、
みんなでトレーニングをしましょう!
スケジューリングを含む自己管理能力が身に付く
筋トレを行うには
1日の中でトレーニング時間を捻出する必要があるため、
1日のスケジューリングをきちんとしないといけないので、
自分の生活そのものをコントロールする能力が身に付きます。
体重の増減は長いスパンで行わないと健康的ではないこと、
体脂肪をコントロールするにも一定の時間が必要なことから、
長期での予定管理も身に付きます。
自分の体調などを考慮して、トレーニングメニューを調整したり、
様々な状況に合わせた対応力も加わり、仕事などにも応用が利くようになります。
メンタルの場面で触れた向上心については、
このスケジューリング能力が身に付くと、自分の時間がどのくらいあるのか、
自分には何ができるのかを考えるようになる影響もあるのではないかと思います。
この他にも成長ホルモンを増やしたり。
適度な疲労で、ぐっすり眠れたり
様々な恩恵を受けられます。
無酸素とかウエイトトレーニングと聞くと
辛い思いをして重いものを持ち上げないといけないような気がしますが、
まずは腕立て・スクワット・懸垂を何も持たない所から始めるくらいの気軽さでOKです。
自分の体重だってウエイトですから。
自分の体重も辛ければ腕立ては膝をついて、スクワットは浅めに、懸垂は斜め懸垂にと、
それぞれに合せれば良いだけです。
ウォーキングやジョギングが流行ったように、
無酸素のトレーニングももっと一般的になると良いな、
と結構本気で思っています。