家庭用体重・体脂肪計は意外と当てにならない 数字に頼らないボディメイク

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家庭用体重・体脂肪計は参考程度に

体脂肪を手軽に測定できるようになってからもう随分経過しましたが。

ご家庭で有用に使用されている方はどの程度いるでしょうか?

僕は10年前までは非常に有効に利用していましたが、

筋トレをするようになってからはこの数字があまりあてにならなくなって

体重計オンリーの使い方になっています。

それでも、体重が測定できるというだけでも非常に重要ですね。

個人的には体脂肪は数字よりも見た目で・・

というタイプなので、使っていませんが、どのように利用すれば指標として利用できるのかを書いていきます。

体重計はどうして当てにならないのか

体重減少とはいっても、筋肉をどんどん切り捨ててしまうと

基礎代謝が下がるため、痩せにくく、太りやすい体になったり、ロコモの原因になったりと良いことがないので、

理想的には筋肉は少な目に減らして(体重を減らすとどうしても少しは減ってしまいます)、体脂肪を以下に減らすかが大切になります。

こういった場合には体重計も大切ですが、

実際に二の腕や、わき腹から背中にかけての余分な脂肪をつまむことで、実感することが大切です。

実際にダイエットの目的は見た目を改善することが大半になります。

そうすると体脂肪率という数値を減らすことも大切ですが、

こういった部分のたるみを自分で確認する方が分かりやすいです。

そしてたるみがなく、引き締まった体になるためには、

有酸素運動だけでなく、筋トレを行うと効果的です。

体脂肪計の数値は関係なく、たるみが改善されれば見た目は良くなる。

筋肉は残さないと体脂肪が落ちてもたるみは思うように改善されません。

そのため体脂肪計だけにたよらず、自分の目と感覚で、効果を確かめながらダイエットするのが、もっとも効率が良く、目的に沿った結果を得やすいです。

体脂肪の数値ばかりに頼らない理由としては

体脂肪は測定時に体に弱い電流を流して、その抵抗によって数値を出します。

体脂肪は電気をあまり通さず、筋肉などは電流を通すため、電気の抵抗により脂肪の量などを推測しています。

問題となるのは

この電気抵抗が様々なものの影響を受けやすいという事です。

時間も関連性があり、人にもよりますが、朝が高めで夜は朝より低くなりやすいです。

これは寝ている間は水分摂取はなく、汗や呼吸により、水分は失われる一方であるためです。

このように体内の水分量による電気抵抗の変化も体脂肪率の変化につながります。

そのため、筋肉を付けると、筋肉内に貯蔵できる水分が多くなる事から・・・

体脂肪率が高く出ます(涙)

僕は腹筋が割れているにも拘らず、20%くらいの数字を叩き出すこともあります。

分かっていても悲しい。

最近はトレーニングを日課にしている人用のモード(機能)を備えたものも多く出ていますので、こういった物を使用するのが良いのでしょうが、体重計はなかなか買い替えるきっかけが無くて困っています。

体重・体脂肪計との付き合い方

さて、では体重体脂肪計とはどのように付き合って行けば良いのでしょうか?

数字そのものよりも、短期・長期的に自分の体の変化を見て取るように使用する。

体内の水分量により体脂肪率に変かが生じるので、毎回なるべく同じコンディションで計測する。

例えば、起床後すぐ、あるいは食後や水分摂取後2時間以上空ける(その間入浴も無し)

避けるべきタイミング 二日酔い時 運動後など、汗を多くかいた後

そういった環境を整える事で、数字自体の信ぴょう性が高まり、価値のある情報になってきます。

価値のある情報を集めて、自身の健康増進の役に立てていただければと思います。