野菜の青臭さが消えた理由 品種改良や輸送技術の向上など

スポンサーリンク
野菜が青臭くない

野菜が昔ほど青臭くなくなった?

僕の小さい頃はもっと野菜は青臭くて癖があったと記憶しているのですが、今はそれほど気にならなくなっているように思います。

というと感覚的なものに思えてしましますが、実際に青臭くはなくなっています。

この理由についてまとめていきます。

野菜を青臭く感じなくなった理由として

野菜を青臭く感じない理由1:加齢による味覚の変化

これは個人的な部分もありますが(笑)

人間は小さい頃の方が感覚が敏感です。

苦味に対しても同様で、昔は苦くて美味しく感じなかったものを、大人になると食べられるようになる理由のひとつとして挙げられています。

小さい頃は一舐めすると苦くて「ウエッ」となるようなビールを「美味しい」と飲む用になるのもこういった理由からになります。

野菜を青臭く感じない理由2:品種改良

・苦いと子供が食べたがらない。

・甘いものが美味しいと表現されるようになった。

こういった理由やニーズに応える形で野菜が苦くない方向へ品種改良されたこともあります。

野菜を青臭く感じない理由3:輸送技術の向上

昔は輸送にかかる日数などを考慮しながら、八百屋に並ぶ頃に食べごろになるように収穫したりする必要がありました。

最近は輸送にかかる日数が短縮され、冷蔵などのまま運ぶことも可能になったことから、美味しくなるまで育てて運ぶこともできるようになりました。

こういった技術的な進歩が野菜から青臭さを薄め、甘さを出すことにつながっています。

野菜は青臭くない方が良いのか?

野菜から悪臭さがなくなった分や品種改良された分について警笛を鳴らす栄養士や科学者もいます。

一方で品種改良などの影響よりも、化学肥料や、土に昔ほど栄養が無くなっていること等を示唆している方もいますが、それらを野菜について「昔より劣っている」と言い切る事のできるデータであると言い切るために使えるものとは思えません。

野菜だけでなく 甘さは美味しさ?

ただ、個人的に

甘い=美味しい

こういった表現がされるようになったことで、人の嗜好がより甘いものを好むようになる事には少し危機感を持っています。

分かりやすいのは果物で、糖度が高い物を良いものとして扱います。

そして野菜でもトマトは甘いものが好まれるようになってきています。

でも、トマトって少し酸味があっても美味しいものです。

こういった本来バラけるはずの嗜好さえも一定化されることで、食べ物から苦味、酸味などが失われていくのも味気ない話だと思っています。

味覚としての苦味

元々苦味は

自然界で毒があるものや食用に適していないものを判別する不快な感覚として防衛機能としても役立つものでした。

野菜の苦味なんて、本来苦いうちにも入らないのでしょう。

もしかしたらビールが苦いのは体に悪いという意味での自己防衛のためなのかも。

子供の頃は体も小さく、体の(解毒)機能も十分でないから子供の頃は苦味にも敏感と言えます。

野菜の青臭さ 最期に

このまま甘み信仰が深くなると、将来的にビールを飲む人は減るし、甘いものを好む影響から再び生活習慣病が多くなる危険性もあります。

苦い、酸っぱいという感覚も大事にしていきたいものです。