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野菜をたくさん食べましょう
これは昔から言われている言葉の一つだと思います。
そして、以前の野菜は価格的にも安くて、子ども心に
肉がもっとたくさん食べたいのに・・・などと思っていましたが、最近はお肉よりも野菜の方が安かったりと、変な逆転現象も起こるようになりました。
そんな中でもやはり野菜はたくさん食べることが体には良いので、改めてたくさん食べましょうという内容を書いていきます。
野菜はヘルシー
僕は「○○はヘルシー」という表現を聞くと最近はすっかり胡散臭いと感じてしまうように心が捻くれてしまいましたが、野菜は数少ない実際にヘルシーな食材の一つです。
かぼちゃは糖質が多めなので、糖尿病の方などは食べる量に注意する必要がありますが、ほとんどの野菜がカロリー低めの食材となっています。
野菜はビタミン、ミネラルを多く含む
野菜はヘルシーでありながら、ビタミンやミネラルを多く含みます。
他の食材で同じように様々な栄養を摂取しようと思うとかなりのカロリーになってしまうので、カロリーと栄養素のバランスという点でも野菜の摂取はとても重要なものとなります。
特にカルシウムや鉄など、他の食材だと気をつけないと摂取しにくいミネラル類も葉物などに含まれているので、ほうれん草など定番の葉物は勿論ですが、大根やカブの葉も捨てずに上手に使用したいところです。
野菜から食物繊維の摂取
野菜からは主に不溶性の食物繊維を摂取することができます。
これは、便の量を増やす素となって便秘解消に一役買ってくれますが、欲を言うと野菜由来の食物繊維だけだと働きが弱いので、しっかりと水分を摂取する、あるいは水溶性食物繊維を多く含む海藻類もセットで摂取するという工夫をすると、より便秘に関しては強い効果を期待できます。
基本的に食物繊維は野菜類・海藻類・きのこ類・芋類・豆類に多く含まれています。
野菜の鮮やかさは健康を連れてくる
野菜には様々な色があり、その中には抗酸化作用を持つものも少なくありません。
抗酸化作用は体内の活性酸素を減少させます。
活性酸素は老化や疲労の原因と考えられているので、野菜は若さ・元気を保つための食材とも言えます。
野菜1日の摂取量は
野菜の1日の摂取量は両手に一杯分です。
かなりの量になるので、栄養的には生で食べたいところですが、茹でる、炒めると言った調理法で量(かさ)を減らして食べることもおすすめです。
栄養素の中には熱に弱いものも、もちろんありますが、同様に熱に強いものもあるので、生でなければいけないという強迫観念を持って野菜から遠ざかるよりは、手軽な方法である程度摂取していただければと思います。
野菜の健康効果まとめ
小さい子が親から言われる
「野菜もちゃんと食べなさい」にはこういった背景があっての事であり、子どもの体を案じてのことだという事が分かります。
だいぶ好き嫌いが容認される世の中にはなりましたが、やはり野菜から出ないと摂取が難しい栄養もありますから、なるべく好き嫌いせずに食べて欲しいというのが栄養士の想いでもあります。
昔の野菜はもっと青臭かったですが、最近は農家さんの努力もあってだいぶ野菜も食べややすくなりました。
僕が小さい頃のピーマンはもっとえぐい苦味があったと記憶しています。
とはいっても、これは単純に僕の味覚が鈍くなったせいかもしれません・・・
子どもの野菜嫌いのひとつに
味覚が研ぎ澄まされているという点があります。
大人になるにしたがって味覚は鈍感になるので、苦いものが食べられるようになるので(ビールをおいしく感じるようになったり)、自分の感覚で伝えてはいけないのかもしれませんが。
難しいところです。