ネットは信じられない?
最近は電子辞書が売れているという通信販売を行う業者の方から話を聴きました。
その背景にはネットに出回る情報に嘘が溢れているので、電子辞書で調べたものの方が安心・安全であるということがあるとのことです。
便利なだけだったネットの時代は終わりを迎えているようです。
今回はこのブログのように情報を発信しているサイトを見る際の注意点を書いていきます。
ネットに嘘が出回る理由
ネットには情報が溢れています。
その中には嘘であったり、誤ったものも数多くあります。
どうして、ネットの普及によって、こういった嘘が増えてしまったのでしょうか?
①情報が更新されず、昔の正しい情報が現代では新しくないという状況になってしまった。
これは単純に、「昔の正しいがいつまでも正しいというわけではない」というものです。
日々科学的な研究が行われ、以前みんなが正しいと思っていたことが、ひっくり返ってしまうこともあります。
それを逐一更新してくれる人は少ないので、ネットに以前の知識が多くなり、しかもしれが現在では正しくないという状況が生まれます。
元々正しかったものが後で変化してしまうという例です。
②管理者の勘違い、知識不足
記事を書いている人・管理者がいつも専門分野の人とは限らないし、僕だって、栄養について何でも知っているわけではありません。
学生時代の知識のままアップロードされずにいて、僕自身も気づいていないところなんてのもあるかもしれません。
そういった勘違いや知識不足を気づかずにアップロードしてしまうことで、本人が意図せずに「間違った情報を流布してしまう」ということもあります」
個人的には防止策として、事前にいた調べをするようにはしていますが、そうしたところで100%正しいかというと、きっとそうでもない気がします。
③普通に嘘を書く
たくさんの人が世の中にはいるので、周りからの反応が見たいなどの理由で、敢えて嘘や、間違ったことを書く人もいます。(ごく少数と信じたいところ)
愉快犯といったところでしょうか。
④儲けるための記事作成
これが最も多いと思います。
このブログでもグーグルアドセンスや、ために商品紹介はしていますが。
僕のポリシーとしては記事の内容にあった商品があれば紹介することもあるという程度です。
ブログ運営費がペイできたら嬉しいという感覚で、昨年度は何とか達成しました。
僕の目的は自分の知識をアウトプットすることで整理したりアップロードすること。
ですが、儲けることを第一に考えてしまうと。
その商品を売るために不必要に不安を煽ったり、最終的には商品案内のページに誘導するようにしたり。
商品の良さをアピールするための記事なので、誇張や少しの嘘も混じってきます。
健康情報を検索すると、かなりの確率でこういった何かを売ることを前提としているページにぶつかります。
見極める点としては
・どのページを見ても商品紹介しているサイト
・どのページにも同じ商品を販促するページに誘導するサイト
このどちらかを満たしている場合には
情報の正しさは求められないと判断して良いと思います。
ネット情報の注意点
ネットで信用できそうだけど・・・実はそうでもないというものに下記のようなものがあります。
僕も大好きウィキペディアでも間違っていることはあります。
編集は比較的色々な人ができるためです。
栄養について「医師監修」など、一見専門家が監修しているから安全そうなものも注意で、この場合だと、医師はカリキュラムの中に栄養学がありません。
医師が持っている医学的な知識は、それぞれ個人の独学によるものです。
だから、凄く勉強熱心な意思は栄養士以上に知っていることもありますが、栄養方面に興味ない医師は自分の思い込みで話をしてしまうこともあります。
このようにネット上では、正しい情報を探すことが日々難しくなってきています。
ネットには嘘が出回っている まとめ
科学的根拠(エビデンス)がある情報が現在のところ信用に足るもので、その根拠が多いものが特に信用に厚いものというのが、最近の科学などの方向性です。
ただし、どんなに科学的な根拠を重ねたものでも、たったひとつの新しい発見で覆ってしまう事もあります。
正しい情報はあくまで
「現時点で正しい情報」として、捉えて自分の知識のアップデートも怠らないようにしたいものです。