子どもの運動習慣は親に左右される面も

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子どもと遊び

子どもの運動習慣は親の運動習慣に左右される

我が家の娘二人は普段あまり運動らしき運動をしません。

僕はそんな姉妹に運動して欲しくて色々としてみました。

その中で分かったことなどを簡単に書いていきます。

 

親の運動習慣が直結する・しないケース

親の運動習慣が子どもに影響することはあります。

一方で親がどんなに運動が好きで運動をたくさんしていても、子どもは全く影響されない場合もあります。

 

この違いについていくつか原因はあるのですが、最も大きいと思うものが

子どもに見える形で楽しそうに行っているかどうかだと思います。

 

僕は週に3日朝5時からジムに行って筋トレをしています。

週末をメインにフットサルなどもしています。

でも、子どもたちは運動に全く興味がありません。

 

これは僕がどんなに運動が好きだと公言し実行していても、その姿を見なければイメージすることが難しいという事なのだろうと思います。

 

一方で、僕が家でバランスボールに乗っかったり、ゲーム(リングフィットアドベンチャー)で体を動かしていたりすると、「やりたい!」と言って奪いに来ます(笑)

このことからも、子どもに見える形で、親自体が楽しそうに体を動かしていると子どもも「楽しそう、やってみたい」と思うようです。

 

たしかに大人であっても他人が嫌そうに・辛そうにやっている苦行を真似たいとは思いません。

大人は運動に健康や外見の改善など、結果として伴う物の為に頑張れますが、それらに大きな価値を見出せない子どもにとっては「楽しそう」こそがすべてなんでしょう。

これをつかんでからは子どもの前でさりげなくバランスボールに乗ったり、リングフィットアドベンチャーを始めてみて、反応が出るのを待っていたりします。 駆け引きですね(笑)

 

スポーツは異なる場合も

ただし、ここまでの内容は体を動かす機会を作るという程度のものです。

習い事などとしてスポーツをする場合には

楽しくなくても取り組むこともあるかと思います。

 

そういう場合でも楽しくすることで、子どもはよりスポーツが好きになるし、熱を持って取り組んで切れるようになるので、エネルギー源として「楽しい」は大事にしたいところですし、全国的に子どもにスポーツを指導する立場の人たちはそういった取り組みをすでに開始しているところも多くあります。

 

テレビゲームなどと同じに考える

子どもにゲームを渡すと時間も忘れて遊びます。

うちの長女も、タブレットなど手にすると約束の時間も忘れてゲームやネットに没頭しています。

それは誰かに「やれ」と言われたわけではありません。

それが楽しいと知っているからこそ、誰に何を言われなくても自主的に取り組むのです。

 

そして、親の知らないうちに上手くなっていたり効率的になっていたりします。

自主的に行い成長していく、これって実は理想的な流れです。

 

それがゲームだという事だけで大人は否定しがちですが、他に当てはめればすごい事だというのが分かるのではないでしょうか。

 

楽しさを奪うとゲームもつまらない

昔ある知人が子どもにゲームを辞めさせるために取った手段が興味深く

 

ポケモンで例えると

今日どこからどこまで進めたか、どんなポケモンを何体集めたかを父親にプレーした日の夜報告する、という方法でした。

これをある程度の期間行ったところ、子どもはゲームを辞めてしまいました。

 

これはゲームが楽しみから親に細かく報告を要することで義務・作業という苦痛なものになった瞬間なのでしょう。

 

この方法が良いか悪いかはきっと両方の意見が出るものなのでここでは検討しませんが、そのくらい楽しさというのは人にとっての推進力となります。

 

凄い研究をしている人ほど没頭し、楽しんでいる傾向があるのも同様ではないでしょうか?

 

この際に天敵となるのは飽きです。

どんなに楽しくてもずっと同じじゃつまらなくなります。

異なる刺激を与えるというのも大事な要素になります。

 

まとめ

親が運動していることが子どもの運動につながる場合もありますが、それには運動しているところを見てもらう、楽しそうである、などの条件がつきます。

 

一方それが楽しいと分かれば、こちらが運動さあせようという努力をしなくても自主的に行うようになることもあります。

あとはマンネリにならないように大人が少しずつ違った刺激を与えてあげると良いと思います。

 

ゲームは上達すると、次の難しいステージに挑戦することができるようになるものが多いですが、それが向上心を煽り、飽きにくい仕組みになっていると思います。

ゲームはこういったところ本当によくできています。

子どもの遊び以外にも、会社での育成にもこの理屈は使えることが多いです。

 

一方で生真面目な人ほど

  • 楽しんでるくらいじゃ上達しない
  • 上達するには苦労を経験する必要がある

と思いがちです。

どうしてもこういう気持ちを捨てきらない人は肩の力を抜いて、「見守る」ということに徹してみるのも一つの方法と言えます。