ダイエットの大原則はアンダーカロリー
体重を減らすための基本として
摂取カロリー<消費カロリーにする必要があります。
摂取カロリーは
食事を中心とした口から摂取したものの総カロリーと考えてもらって大丈夫です。
消費カロリーは
・運動
・基礎代謝
この2つが主なものになります。
運動はそのまま、体を動かすことで消費したカロリーになるのでイメージが付きやすいですが、基礎代謝は少し分かりにくいものになります。
基礎代謝とは
呼吸、無意識の運動(不随意運動)、筋肉の維持で消費するカロリーを表します。
基本的に
・生きる上で無条件に必要な要素で消費するカロリー(筋肉は一部除く)
という考え方になります。
呼吸はしないと生きていけません、臓器も活動させなければ生命維持はできませんし、食べ物からエネルギーを作り出すことなどもできません。
こいった、自分の意識ではコントロールできない、あるいは生命維持することができない消費エネルギーを基礎代謝と呼びます。
消費カロリーの求め方は少し面倒なので、ダイエットサイトを検索して、自分の年齢・性別などを打ち込むだけで出てくるものを利用することをお勧めします。
アンダーカロリーが体重減の大前提
最初に説明したように
摂取カロリーが消費カロリーよりも下回ることで体重が減少します。
このためには次の3つの方法があります。
①摂取カロリーを減らす
②消費カロリーを増やす
③摂取カロリーを減らしつつ消費カロリーを増やす
基本的に日本で流行するダイエットは①の摂取カロリーを減らす方法になります。
食べものを減らすことが最も効率良くエネルギー調整できるためです。
200㎉を減らすにはごはんを茶碗に1杯程度我慢すれば良いですが、ウォーキングでは1時間歩いても届くかどうかという程度になります。
ごはんを我慢する方が時間効率が良いので、我慢もしやすいので、食べ物から手を付けていきます。
ただし、これらの方法を採用しても
摂取カロリー>消費カロリーが改善されなければ体重は減りません。
「ごはん減らしたのに」「運動するようにしたのに」
改善しない、それはまだまだ摂取カロリーの方が大きいという可能性があります。
ここを勘違いしてしまうと
自分は痩せにくいんだ、など思い違いをしてしまい、その場で痩せることをあきらめてしまったりします。
周囲もこのことを理解していないと
せっかく努力はしている(成果は出ていなくとも)のに、「隠れて何か食べてるんでしょ」などと、相手の心を抉るような言葉をいう事になります。
一応努力はしているわけです。
アンダーカロリーは数値化しにくい
上記で基礎代謝を含めた消費カロリーについて説明しましたが。
実際に自分がどれだけの筋肉を持っていて・・・・という精密な消費カロリーは基本的に出せません。
スポーツクラブにある高性能な測定器を使えば良いのですが、もちろん各家庭にあるような代物ではありません。
このため、アンダーカロリーにするための正確な数値は分からないと言えます。
では、目安はどうするのかというと、毎日の体重測定になります。
体重が前の日よりも増えている時にはオーバーカロリーだったことが想定され、逆の場合にはアンダーカロリーだと推測できます。
ただし、体重も参考程度です。
その場で水を1ℓ飲めば約1kgの体重増加があります。
そのため、毎日の計測はなるべく同じ条件で行う必要がありますが、必ず同じ条件というのも不可能なので体重も判断基準の一つになります。
このようにアンダーカロリーは大原則でありながらも最終的には感覚的に覚えていくことが重要である部分がダイエットの難しさに直結していると思います。
ダイエットの基本アンダーカロリー まとめ
今回はダイエットの基本がアンダーカロリーで、食事を減らしても結局オーバーカロリーの状態が改善されていなければ痩せないということを理解していただきたいと思ってかいてきました。
それ以外の点はおまけといっても過言ではありません。
基本のアンダーカロリーを覚えておいていただければ今回の記事を書いた甲斐があったという感じで僕も報われます(笑)