トランス脂肪酸をゼロにする取り組みが始まる

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トランス脂肪酸をゼロにする取り組み

心疾患などの原因になると言われるトランス脂肪酸ですが、ついにWHO(世界保健機)が、摂取量を2023年までにゼロにするという目標を掲げました。

トランス脂肪酸についての以前の記事はこちら

今回はトランス脂肪酸をゼロにする理由など簡単に書いていきます。

トランス脂肪酸を避けるべき理由

・悪玉コレステロールと言われるLDLを増やしてしまう。

・心疾患のリスク増大

・脳卒中のリスク増大

・糖尿病のリスクの増大

こういった健康面でのネガティブな要素が多いことからもトランス脂肪酸は現在でも1日あたりの量を控えるべきという方針になっていて、いくつかの国では食品中に使用するトランス脂肪酸について法で規制をしている国もあります。

日本は以前は「諸外国と比較した際には日本人のトランス脂肪酸の摂取量は少ない」という方針を出して、特に規制などの必要性はないという形を取りましたが、食生活も欧米化が進んでいるので、そろそろ他の国とも歩調を合わせるタイミングが来るのではないかと思います。

南アフリカでも法規制が始まっているので、正直先進国の中で遅れている部分なのは否めない所です。

デンマークではかなり厳しく法規制してから3年後に取ったデータで年間に10万人あたり14.2人の割合で減少したと発表していることからも、トランス脂肪酸と心疾患には関連性があるという認識は更に高まっています。

避けるべきトランス脂肪酸

トランス脂肪酸は天然にも存在しますが、こういった健康問題につながるのは人工的に食品に水素を添加することで油を固めるという製法のものとなっています。

避けるべきトランス脂肪酸=水素添加された油が使用されている食品

基本的にカリッとしたり、サクッとしたりという食感を残すことができるので、外食や既製品、お菓子類など、製造後、ある程度時間が経過してから食べる傾向のものに多く含まれます。

トランス脂肪酸を含む食品1:揚げ物

特に既製品では揚げ油にトランス脂肪酸が含まれる可能性が高くなっています。

スナック菓子も同様です。

ショートニングなどを使用して揚げると、揚げてから時間がたってもサクサク感が残るので、重宝されています。

家で揚げ物をしてある程度時間が経つとしんなりしてしまいますよね。

スナック菓子のサクサクした歯ごたえが続くこともこの一つです。

トランス脂肪酸を含む食品2:マーガリン、ショートニングを含むもの

クッキーや洋菓子などに多く含まれます。

クッキーは自分で作るとしっとりとしたものができますが、トランス脂肪酸を使用することでサクサクした食感のものが出来上がります。

特にスーパーやコンビニの洋菓子類では、マーガリンもショートニングも含まれないものを探す方が難しいくらいです。

原材料表示を見てもらえると分かると思います。

トランス脂肪酸を含む食品3:パン類

特にバターの代わりにマーガリンを使用しているケースが多く、菓子パンになると更にショートニングもプラスされてきます。

ドーナッツなども同様です。

こうしてみるとサクサク感を継続できることがメリットとなっています。

他の油よりも酸化しにくいこともあることから、販売する側からするとそういったメリットを考慮して使用している部分はあり、日本では簡単にトランス脂肪酸を一掃するという事は難しいでしょう。

トランス脂肪酸についてのまとめ

・トランス脂肪酸は様々な疾患のリスクを増大させる。

・とはいっても日本で法規制されるなど、トランス脂肪酸を一掃することは難しいと考えられる。

この2点から

自己防衛という方法が現時点では最適解ではないかと思います。(妥協とも言う)

原材料を見て、トランス脂肪酸に関連するショートニングやマーガリンを使用している商品を選ばない、既製品も揚げている物は最小限にする。

こういった簡単な選択でトランス脂肪酸を摂取量自体を減らすことができます。

だいたい、どんな商品にどんなトランス脂肪酸が入っているのかは、上記のような傾向があるので、商品選びの参考にしてみてください。