はじめての糖質制限 正しいやり方と効果的な方法
糖質制限という言葉は良く聞くけれど、正しいやり方については分からないという方も多いと思います。
そこで、糖質制限についての知識とやり方(方法)を書いていきます。
糖質制限をするとどうなるの?
糖質制限食を行う目的としてはダイエットとはいっても体重を重視するよりも、男性ならかっこいい、女性なら美しい体を作ることの方を優先してもらいたいと考えています。
元々が肥満傾向の方は体重もどんどん落ちて行ったりもします。
糖質制限はどうやるのか
・糖質(=炭水化物)の摂取量を大幅に抑えます。 1日50g程度が目安
・その分たんぱく質と脂質は多く食べます。 今までの2倍位肉など食べる感じです。
ちなみに炊いたごはん50gは糖質で言うと18.5gくらいです。ほんのちょっとしか食べられません。
※糖質制限食が一般的になったのは最近なので、健康な人や肥満な人に対しどの程度が好ましいかは、試行錯誤の段階でもあります。
糖質を控えるとなぜ体脂肪が減少するのか?
①脂肪を合成するのはホルモンであるインスリンですが、これは糖質を摂取することで分泌されます。
糖質を控え、インスリンを分泌させないことで脂肪を作らないようにします。
②本来エネルギー源である糖質をカットすることで、脂質(体脂肪も)をエネルギーとして使いやすくする。
という2点を満たすことで体脂肪を分解しやすくすることで痩せる仕組みを作ります。
注意点として
糖質を取らない分、エネルギー源としてたんぱく質と脂質が重要になります。
特にたんぱく質が足りない場合には筋肉を壊してたんぱく質を作ってしまうので、せっかく痩せても不健康であったり、筋肉が不足すれば背中をまっすぐにして美しく立つこともできなければ、恰好良く歩くこともできません。
痩せたいという欲求が強いと食べる量そのものを抑えてしまいがちですが、しっかりと食べて痩せることが大切です。
難点は糖質よりもたんぱく質と脂質を含む食品はお腹に溜まるので、小食気味の方には量
食べる事が厳しいかもしれないことと、食費が高くなる事です! これが一番痛いかも、主に財布的な部分で。
糖尿病の方は糖質制限食を行う前に必ず主治医に相談して下さい。
状態や服薬によっては低血糖を起こしてしまうなど、健康を害する可能性があります。
もう少し糖質制限が研ぎ澄まされれば、糖尿病の方の強い味方になる可能性はあるとは個人的に期待しています。
ちなみに、
僕の場合は、糖質は1日に80g位食べています。
朝はまったくのゼロ(朝食については次回説明)、昼は職場で食べるのですが、無理をお願いしてごはんを50gにしてもらっていて、夕飯は家族そろって同じものなので、昼に糖質20~30g、夕飯は40~60くらいでおおよそ1日80gくらいです。
これは個人的にジム通いをしているので、バランスを考慮していることと、これでも体脂肪は少しずつ減っていますし、個人的に目指す体にはなれそうというイメージとつながったことにもよります。
つまり、糖質50gでなければ絶対にダメ、というわけでもなく、個人個人の出来る範囲でやってみて、その結果に満足できれば継続、不満ならさらに調整、想像以上に細くなりそうなら、カロリー不足を疑って改善するなど、自分の目指す体に進めそうかどうかでの判断が大切です。
※糖質については3食に少量ずつ取るべきだという意見、1日1回にすべきだという意見もありますが、この辺はケトン体を使うようにするか、そこまではしないようにするかの部分での解釈に違いがありますが、ここを説明しだすと専門的になりすぎるので割愛させていただきます。