運動時に力が入らなくなる【低血糖】
スポーツをする前には食べ過ぎたり、脂っこいものを食べてしまうとお腹が重くなってパフォーマンスが下がることがあります。
このため、運動前3時間くらいに炭水化物を中心にした食事を済ませておくことで、エネルギーを蓄えつつ、お腹に食べものが残らない状態を作っておきたいところですが、そうと分かっていても様々な事情で、タイミングよく食事をできないことも多くあります。
僕もお腹の重くなることを嫌って、直前の食事を避けるために、かなりの長時間何も食べていない状態のまま運動をしてしまうことがあります。
そんなことをしていたらつい先日恐らく低血糖という状態になってしまい、何とか持ち直すという経験をしてしまいました・・・・
今回は反省の意味も含めて、低血糖状態についてと改善した理由について書いていきます。
低血糖が起こった理由
僕は主に週末フットサルをしていますが、通常お昼をきちんと食べてから出かけています。
ところが、たまに他のチームから助っ人を頼まれて、数件はしごすることがあります。
すると食事時間が取れない、時間は移動時間があったとしても次のプレーまでの時間が少ないので食べるとパフォーマンスが下がるという事情などで結局ほとんど食べずにプロテインなど補給したくらいで済ませてしまうという事もたまにあります。
先日低血糖を起こした日がまさにそれで、最後は自分が主催するフットサルで地元の友人と蹴る時間を残すのみとなった場面でした。
血糖値は食事をしている時に上がって、最大値になり、その後は下がっていきます。
即時から時間が立ちすぎて、その上激しい運動をすることで、血糖値が低くなりすぎることで所謂低血糖状態になったわけです。
低血糖の症状を感覚的に表現してみる
まず少しプレーしていると
急に頭がボーっとした感覚になりました。
運動しているのに眠いという感覚に近いですね。
頭痛の時にボーっとして生あくびが出る、それに近いように感じました。
こんな状態ではとても集中してスポーツなんてできる状態ではありません。
そして手足の感覚が鈍くなります。
指先が軽くしびれるような、寒さで感覚が鈍くなっているような、微妙な感覚です。
それらが襲ってくるので、最初は少し調子が悪いくらいに考えていましたが、5分もしないうちに「何かおかしい」と気が付きました。
低血糖対策として
僕が平日の仕事中にアメやガムを食べる事があるので、週末に買っておくことがあるのですが、幸いにもこの日は移動中にそういった買い物を済ませていて、カバンの中にアメが入っていたので、迷わずこれを開封!
3粒ほど舐めると症状も驚くほど改善し、全く問題ないレベルになりました。
この時にアメがなかったらと思うとゾッとします・・・
ちなみに速攻で対処したので周囲の人は僕の異変に気付いていません(多分)
これは不幸中の幸い
注意点
この日持っていたアメが砂糖を含むものなので、状態が良くなりましたが、人工甘味料ばかりのものだと、症状は改善しません。
下手をすると悪化の可能性もあります(インスリンとのバランスで)
昔はスポーツドリンクに糖類が含まれていたので、こういった問題は起こりませんでしたが、最近はカロリーを抑えるために甘さを人工甘味料に頼っている商品が多くなっています。
スポーツドリンクというよりはダイエットドリンクと言えるこれらでは血糖値のバランスが取れないので、どのタイミングで何を摂取するのかという事はかなり重要な問題となっています。
まとめ
運動前の食事摂取はタイミングや質にこだわりたいところですが、自分や周囲の都合もあるので、ベストタイミングで食べること自体がなかなか困難だったりします。
せめて体調が悪くならないくらいの備えをしつつ、健康的にプレーしたいところです。