食欲の秋と言われる理由と考察

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食欲の秋

食欲の秋の意味を尋ねて

秋と言えば夏からの暑さも一段落して、何をするにも快適な季節となっています。

そんな秋を代表する言葉に「食欲の秋」がありますが、一体どうして秋と食欲が結び付くのでしょうか?

今回はこの点について書いていきます。

食欲の秋の根拠

実はこの話題については僕も全くの無知で、突然疑問に感じたものの、納得のいくアイデアも浮かばず、色々調べてみました。

食欲の秋の理由として挙げられている主な物は次のようなものがあります。

・秋は旬の食材も多いため

・生物的な本能で、食べ物の少なくなる冬に備えるため

・冬に向けて寒さを防ぐため体脂肪を溜めこむ

・夏バテした体を回復させるため

・夏よりも日照時間が減少することで食欲を抑えるホルモンが減少するため

・心理的に食欲の秋という言葉に引っ張られて食欲が増してしまうため

一応どれも根底から否定するような部分はないかと思います。

ひとつずつ、僕の考えを添えながら言葉を足していきます。

・食欲の秋の根拠1:秋は旬の食材が多ため

これが最も妥当な所ではないかと思います。

秋は様々な食べ物が収穫されることから実りの秋とも呼ばれます。

こういった食べ物がたくさん取れる=食欲の秋という連想が、昔からある言葉としてはしっくりと来る気がします。

・食欲の秋の根拠2:生物的な本能で、食べ物の少なくなる冬に備えるため

冬は他の季節と比較すると特に食べ物が不足します。

多くの草木が枯れている季節であり、特に野山では食べ物が減少します。

こういった背景から、冬に備えるという意味があると考えられます。

・食欲の秋の根拠3:冬に向けて寒さを防ぐため体脂肪を溜めこむ

確かに昔は食べ物の保存なども難しかったと思うので、冬は食べ物に困ったと思います。

この問題は最近の実は冬の方が体温を維持する働きが大変なので基礎代謝で消費するカロリーが多いという報告にも合致しています。

そうはいっても、昔から分かっていたことではないので、たまたま、冬に備えるための理由とも一致していたというところでもある、経験だけでは裏が取れない部分が大きいので、これは最近新しくできたものではないかと思います。

でも内容と事実は合っています。

・食欲の秋の根拠4:夏バテした体を回復させるため

夏の暑さは食欲を減少させます。

涼しくなることで、食欲が戻ることを食欲の秋と表現することは自然なことに感じます。

科学的な根拠が薄くても、経験則で語れるあたりも、昔からある言葉にふさわしく感じます。

夏の疲れから解放されて、という点も食欲増進の理由になります。

・食欲の秋の根拠5:夏よりも日照時間が減少することで食欲を抑えるホルモンが減少するため

これは最近の科学に基づいているので、由来とは言えませんが、秋と食欲に関する部分なので書いていきます。

日照時間と書きましたが、人間は太陽の光を浴びる事で体内時計を合わせるなど体の調子自体を合わせる傾向があります。

体に日光を浴びる時間が短くなる事で、食欲を抑えるホルモンであるセロトニンの分泌量が落ちてしまうことから、食欲が増しやすくなる、食欲のコントロールが難しくなるという一面があります。

・食欲の秋の根拠6:心理的に言葉に引っ張られ食欲が増す

こちらも明らかに最近付け足されたものと考えられます。

心理的にうんぬんはそもそも食欲の秋という言葉が存在している前提で起こる現象ですから、食欲の秋と呼ばれる理由というよりも、食欲の秋に食欲が増す根拠という感じです。

誰かが間違って食欲の夏と記憶していたら実際に同じような結果になるのかは興味深いですが。

食欲の秋と言われる理由 まとめ

何となく、実りの秋=食欲の秋と、夏の食欲減退が改善されることによる、という点が発祥で、その他の物については最近の研究成果などが食欲の秋というフレーズに一致するために追加されてきたものと考えることができます。

こういった言葉から、昔の日本の姿や食生活などを考えてみる、振り返ってみることは案外楽しかったので、今後も素朴な疑問は色々とつっこんで考えてみたいと思います。