食中毒発生件数はやっぱり夏が一番多い

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食中毒の怖いシーズンになってきました

基本的には6月から8月が多いのですが

今年の6月は関東はカラッとしていて

湿度の低い日が続いたので、

そんなに多く発生したという話題は

耳にしませんでした。

とはいっても、食中毒起こしやすい時期なので

注意していきましょう。

食中毒は夏と冬が発生しやすい?

この数年は食中毒といえば

冬場のノロウイルスという印象に変わってきていますが、

実は

発生件数で言えば夏の食中毒も多いです。

ノロウイルスを良く耳にするのは

初期の感染防止に失敗すると

二次汚染による大量感染から、たくさんの人が食中毒を起こして、

施設そのものが営業停止になる等、

大きな話題になることが理由としてあります。

むしろ近年は大量調理を行う施設が

衛生についてかなり徹底していることもあって、

1年のうち飛びぬけて夏と冬が多い訳でもなくなってきました。

良い意味で平均化されていると言えるでしょう。

厚生労働省の発表している平成28年の情報として

食中毒発生件数は1139件 患者数は20252人

月ごと発生件数は2月が一番少なく80件

多いのは12月の115件

他の月はその間に収まっています。

ただし、これは夏と冬はかなり調理現場が

神経質になっている上で達成されている数字なので、

注意すべきは夏と冬ということは、

今後も同じく考えた方が良いと思います。

夏の食中毒

夏の食中毒の注意点

では、夏の食中毒で注意をするのは

どういった点になるでしょう?

食品の温度管理

気温・湿度共に高い状態になる夏場は

冷蔵保存が必要な食品を外に置いておく

食べ残しをきちんとした温度で保管していなかった

という保管温度管理の甘さが原因になることが多いです。

調理時の加熱を十分行う

食品の加熱不足で起こるものが多くあります。

食品の中心までしっかりと加熱をすることはもちろんですが、

加熱後に冷め切ってしまうと、

再び細菌が付着・増殖できる環境になってしまうので、

料理後はあまり時間をおかずに食べることも大切です。

賞味・消費期限は遵守

もちろん賞味期限内に食べ切ってもらうことも大切で、

数日過ぎても大丈夫だろうという感覚で痛い目にあうこともあります。

ここ数年はペットボトル由来の食中毒というか

腹痛なども増えています。

ペットボトルに直接口をつけて飲んだものを、

後日再び飲んでおこる食中毒が増えています。

ペットボトルは直接口を付ける場合は、長時間保存しない

(基本的にはその日のうちには飲み切る覚悟で)

口を直接つけず、コップなどで飲むにしても冷蔵庫での

保管などしっかりと行って下さい。

僕が働いている施設でも、毎年ペットボトルの

取り扱いについてはポスターを作製して

注意喚起しています。

最近増えている食中毒がある

カンピロバクター

カンピロバクターという鶏肉をしっかり加熱しない事で起こる食中毒が

このところ増えています。

加熱不足ももちろんありますが

鶏刺しなど、加熱しないで食べて食中毒になることなどが多いようです。

時代が進んでも基本的な加熱等はしっかり行う必要があると言えます。

アニサキス

もう一つがアニサキスです。

これは魚の寄生虫由来の食中毒です。

10年で20倍に増えたとか・・・

アニサキスを死滅させるには

しっかりと

加熱調理をするか
-20℃以下で24時間以上の冷凍が必要です。

が必要です。

まぁ、日本人は生で刺身食べますからね。

さば・さけ・たら・にしん・イカは特に注意が必要です。

薄く捌いてあれば、目視で確認できるそうですが(怖い)

一度見た栄養士の友人が刺身を食べられない(寿司も微妙とのこと)体になってしまいました。

本人曰くちょっとしたトラウマだそうです・・・

アニサキスの食中毒が

一気に増えた理由については流通経路の多様化などが挙げられています。

飲食店の人が直接買い付けて捌いて生で食べる。

等のように、加熱や冷凍の過程を一切踏まないで口に入ることも少なくありません。

鮮度が良ければ、とは言っても、僕も魚見比べて分かるわけでもないです。

市場の人にでも聞かないと。

そういった、消費者の口に入るまでの流通の多様化と、鮮度を見極める困難さから、

アニサキスが増えています。

どの食中毒も辛いですがアニサキスに関してはみぞおちあたりがすごく「痛い」ということです。

恐ろしい。

食中毒は夏もやっぱり怖い!

ということを思い出してもらえたらと思います。