スーパーの格安見切り品野菜販売には注意

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スーパーマーケット

スーパーの格安品は注意して見る

我が家でもありがちですが、野菜を買う時に見切り品と書いてあるカゴやワゴンを除いて、そこに安いものがあれば食費節約とばかりにそれを購入する・・・

気を付けて欲しいのは、その見切り品は実際の品質や栄養価において、通常の売り場のものよりも劣るということで、本当にお得なのかは言い切れないという点です。

今回はこの見切り品について書いていきます。

 

野菜に賞味期限はない

実は野菜には賞味期限を定めるというルールはありません。

そのため、いつまで販売するかはそれぞれの販売店に任せられています。

このため、見切り品のラベルの貼られた野菜には、見るからに品質の低下している物も見受けられます。

 

野菜の収穫後時間を置くことで失われるもの

野菜から水分が抜けるので、瑞々しさが失われます。

シャキシャキ感も同時に失われ、食感も悪くなってしまいます。

 

更にスーパーに長時間置かれることで、蛍光灯の明かりに長時間さらされることによって、光に弱い栄養素などは少なくなっていきます。

 

このように収穫から時間が経てば経つほどに

おいしさと栄養が失われていきます。

 

最近の野菜が昔の物よりも栄養価が低いと言われている理由は土壌の栄養低下よりも、こういった販売に至る経緯に原因があるのかもしれません。

 

野菜の見切り品を買う時の注意点

そうは言っても、安さというのは魅力の一つでもあります。

そこで、見切り品をどうしても買うのであれば注意するべき点一つ紹介します。

 

切り口のある物に関しては、切り口の綺麗さと、その他の表面の綺麗さ、瑞々しさが一致しているかどうか

これがポイントです。

 

野菜は切り口から見た目が悪くなっていきます。

このため、スーパーでは、悪くなった部分を更にカットして、切り口をきれいに見せて販売します。

そのため、他の部分と比べてやけに切り口だけがきれいである場合には、野菜そのものはすでに悪くなってきていて、それを無理やりきれいに見せていると考えて問題ありません。

 

実際カゴやワゴンの見切り品を良く見てみてください。

通常に販売されている物よりも少し小さくなっていると思います。

これは見た目の悪くなった部分を削ぎ落としていった結果です。

 

こういう販売方法を採用しているスーパーは個人的には衛生面において意識が低いので、手を出しにくくなる傾向があります。

 

スーパーで魚や肉を買う時のポイント

魚や肉はスーパーの開店前に仕入れて、朝から頑張って店頭に並べている・・・わけではありません。

実際に仕入れるのは昼ごろです。

 

うちの近所のスーパーでは、昼にワゴンに大量の肉や魚を載せてきて、店頭に並べています。

つまり、それまでの時間店頭に並んでいるのは、前日か、数日前に仕入れた商品という事になります。

特に魚に関しては鮮度が命の刺身ですら仕入れ前の時間については前日に切ったものが並んでいるという有様なので、いつ購入するべきかといえば、店員さんが新しいものを並べる時がその店のベストタイミングと言えます。

 

スーパーで買う格安品 まとめ

スーパーはお客様第一のところが少なくなっていて、食材のロスを減らす方へシフトしているようです。

食材のロスを減らすこと自体は素晴らしいことなのですが、その結果として、良くない物をなんとか売ろうとするのでは本末転倒と言えるでしょう。

 

どんなに口では「お客様第一」を謳っていたとしても、お店の仕組みが上記のようである以上、購入する側は自分の目と食べた時の舌を信じて、お店や商品を選ばないといけない時代になってきたといえます。

今回の内容の一番困ったところは、こういった一見消費者を騙すかのような行為についても「ルールを破っているわけではない」という点です。

やはり自分で買うお店と商品は選ぶ時代という認識を忘れずにいたいものです。