静的ストレッチで柔軟性を高める

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以前ストレッチの種類には2種類があるという話をしました。

以前の記事は こちら

動的ストレッチと静的ストレッチですね。

静的なストレッチとその効果

僕は柔軟性がないので、静的なストレッチ、いわゆる以前から行われている

部活などでみんなで輪になってどこか伸ばしながらゆっくりと10数えるものが苦手です。

ですが、娘が習い事の都合上、寝る前に柔軟体操を行っているので、見習ってダメなりに少しでも人並みに近づけるようにしていこうと一念発起しています。

筋トレばっかりしていて、柔軟性を疎かにすると、可動域が狭まってしまい、スポーツの競技力としてはむしろ低下してしまう可能性もあるので、ここは自分の為でもあると言い聞かせております。

1日に短い日は10分程度、休日など時間の取れる日には30分程度のストレッチを行っています。

2週間がたった、その効果として・・・

少し柔らかくなった気がしますが、これは気のせいかもしれないと言った範囲

もっとも効果を感じることができたのは、体の軽さです!

あっちこっちコッていたんだなぁ、と。

なくなって分かる肩・首・背中のコリ

特に左肩は軟らかいのなんの、さすがに右利きなので、右肩は仕事でも使うので少し強張りますが、それにしても気持ちの良いものです。

首をグルグル回してもつっかえたり、逆に引っ張られる感覚が無いって、素晴らしいものです。

個人的には今から体がグニャグニャになれるとは思っていないので、こういた小さな幸せで十分とも言えます。

あと、うちの子は一人でやらせておくとすぐにサボるので、二人でやってなんとか継続できるという部分もあるので、子供の熱意が少しでもある限りは続けていきたいと思っています。

球技などでも柔軟性が高い方が良いのか?

柔軟性を高めることは例えば、ダンスや体操系の競技では、採点そのものや、技ができるかどうかが分かれる、直接的な部分なので、重要性は明らかですが

僕のようにサッカーだったり、一見競技力向上とのつながりが分かりにくい場合もあります。

では、こういった種目での柔軟性が高い事のメリットを挙げていきましょう

メリット

股関節の柔軟性を高める事で足が速くなる

短距離走の走り方って、実は走るというよりも感覚的には一歩ずつ飛ぶという表現の方が近いものがあります。

100mを9秒台で走るトップレベルの選手に至っては、トップスピード時の1歩の歩幅が平均で3mくらいあることが分かっています。(体型やフォームで多少ばらつきます)

とは言っても、上にジャンプするわけではなく、前に飛ぶ感覚なので、股関節が柔らかくて、動きの始動がしっかりとそこからできているのか、そして股関節がしっかりと開くことで一歩をしっかりと大きく取れるのか、こういったところがとても重要です。

そして上半身、これはこちらのドリブルデザイナー岡部さんの動画でネイマール選手の上半身の柔軟性の素晴らしさと、それによって、どんなメリットが発生しているかを解説しているので、詳しくはご参照ください。

言葉で簡単に言ってしまうと、ドリブルでかわしたところに、相手がファール覚悟の手を伸ばしてきても、前を向いたまま上半身を逸らす事で、スピードを失わずに突破ができる。

これを素晴らしいと表現されています。

サッカーだけでなく、たとえば投げるという動作があれば肩に柔軟性があれば、少しフォームが崩れても、上手く対処できるでしょう。

バレーボールでトスがズレた時なども、肩が柔らかければベストなフォームでなくてもそれなりのアタックができる可能瀬は高くなります。

以前の記事に書いたように

運動前に静的なストレッチを行ってしまうと、むしろケガの元になってしまうので注意が必要ですが、運動後、特にお風呂などで体が温まって柔軟性が高まっている際に、体を柔らかくするための柔軟・ストレッチをしておくことは競技力の向上にもつながる可能性があることは、念頭に入れて置ければと思います。

僕のように体の硬い人は、柔軟やストレッチは身体の硬さを痛感させられるので、やるの嫌なんですけどね・・・

がんばりましょう。