ひと昔前、女性は筋肉がつくことを嫌って筋力トレーニングを避ける傾向がありました。
これには、「筋肉がつくとその分足が太く見えるのではないか」というイメージがあったためです。
ところが最近は、下半身を良く見せるためにこそスクワットなどの筋力トレーニングが重要であるという認識が高まり、女性もスクワットを行う人が増えています。
きっかけは芸能人やモデル、女優の方々が行ってブログやインスタに写真が乗る。
それを見たファンや、効果に驚いた人が続くという感じです。
実際に僕が通っているジムでも、スクワットを始めとした下半身のトレーニングを多くこなす女性を見かける頻度が高くなっています。
今回はこのスクワットなど、足を中心としたトレーニングで得られる
下半身を良く見せる効果について書いていきます。
筋肉は簡単に大きくならない
最初に触れておきたいところとして
ちょっとやそっとのトレーニングでは足は太くならないということです。
本格的に足のサイズアップをしようと思ったら、相当の重さのバーベルを使用する必要があります。
僕は腰が弱いのでレッグプレスというマシンを使用していますが、そちらだと100kg超えて少し太くなるかな、という程度で、僕は普通サイズのズボンを着ることができますが、レッグプレスでは200kgくらいは使用しています。
このように筋肉で太くなるということが容易ではない、狙っていても困難であることをますは知って欲しいと思います。
筋肉がつくとぜい肉が持ち上げられる
実は部分痩せという概念は無いことが分かっています。
体脂肪は全体的に燃えていくので、使用した部分だけ目に見えて脂肪が燃えるという事はありません。
でも、トレーニングを行った部分は細くなったように見えます。
これは、その部分に筋肉がつくことでたるんでいた肉が持ち上げられるため、見た目にはスマートになったように見えるという仕組みです。
実際に大事なのは何と言っても外見なので、それが改善されるという点では効果的です。
浮腫み(むくみ)も運動で改善できる
浮腫みは代謝が悪くなることで水分や老廃物が溜まることで起こります。
足のトレーニングを行うと血流が良くなります。
特にふくらはぎには、心臓から送られてきた血液を上半身に送り返すというポンプの役割があるので、積極的にふくらはぎを使用することで浮腫みは改善されやすくなります。
浮腫みが改善されれば、もちろん足は細く見えるようになります。
おしりが締まる
これはスクワット最大の効果と言える部分です。
おしりに筋肉がついて、たるんだ肉が引き締まると、見た目の印象がガラッと変わります。
若々しさを取り戻して、細身のズボンを履きこなす。
足が細くてもおしりがたるんでいると、下半身デブの印象になってしまうので、おしりの改善は非常にありがたいところです。
まとめ
スクワットを行うことで
・足のぜい肉が持ち上げられる(細く見える)
・浮腫みが解消される(足が細く見える)
・おしりが引き締まる(下半身全体が細く見える)
こういったメリットがあります。
今回は外見に特化した内容で書きましたが。
下半身の筋肉を鍛えておくことは他のメリットも盛りだくさんとなっています。
・日常生活でも階段の昇り降りが楽になる。
・老後の健康寿命が長くなる
・代謝が上がって、太りにくくなる
特に下半身は多くの筋肉が集まっているので、その成果が出やすいという点もメリットとなっています。
女性が体を引き締めるためであれば、重たいダンベルやバーベルを使わなくても大丈夫なので、まずはスクワット!してみませんか?