スポーツを行う少年・少女年代、特に成長期の身長・体重・筋肉の関係

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スポーツ少年

少年少女スポーツの栄養管理について

きちんと成長した分の体重がプラスになっているか?

スポーツをする人の境遇については

育成年代と成長期後でだいぶ異なりますが。

まず育成年代(成長期終わるまで)の

この時期に頭に入れるべきことは

筋肉よりも身長の成長が優先されること

このため、本格的なウエイトトレーニングなど、体に幅を作るようなものは、身長が止まった頃を始める目安にすることが推奨されます。

効果が出にくく、成長中の骨や関節には大きい負担をかけてしまうためです。

トレーニングや栄養補給は将来的な部分も考慮する

早すぎるウエイトトレーニングをしないようにする理由になります。

栄養に関しても同じで、筋肉を大きくすることに回る分よりも身長が伸びる方に優先されるため、身長が伸びている時期で、スポーツを行っている子供は特に多めに栄養を摂取する必要があります。

そうしないと、縦にだけ長くなって、必要な筋肉などは作られません。

細い(細すぎる)スポーツ少年・少女が多い理由がこの辺りになります。

ウエイトトレーニングをしない場合でも、スポーツでの動作は速く、強く動くことが求められるので、筋肉に負担がかかりますし、筋肉の回復、向上のためにはエネルギーもたんぱく質も運動しない人よりも多く摂取する必要があります。

これがきちんとできていないと、スポーツしているとは思えないヒョロヒョロな体格で、、筋量も増えないので、きちんとしている子に比べて、ややハンデを背負ってプレーすることになりかねません。

成長期がどのタイミングで来るか、終わるかという要素については非常に重要です。

小学生の早いうちから身長が伸びて、中学生に上がる頃に170cm以上という子については、恐らく身体機能も同級生の中では優れたものになります。

でも、その早めに成長した恩恵にだけ頼ってしまうと、いずれみんな身長も運動機能も伸びるわけなので、いずれ頭打ちになります。

良く、小学生の頃に天才少年!と騒がれていたのに、ある時期から名前を聞かなくなる選手がいるのは、ひとつにこういった背景があります。

比べて僕のように中学1年生の時に143cm・・・

これはこれで悩ましい実情があります。

短距離は平均的なタイムしか出せませんでしたし、自分には運動神経が無いんだと思い込んでいました。(小さくてもすごい人も少しはいますし)

でも、結局成長のタイミングが異なるだけで、最終的には、飛び抜けた才能がなければ、同じ土俵で戦う事になります。

それを本人も周囲も理解することで、早く成長期を迎えた子だけを優遇せずに、将来的な可能性を考慮でいると良いと思います。

成長の遅い子も、その時期に基礎を固めて置いて、あとでしっかり追いつこう!ということが共通認識で持てていると高いモチベーションで練習にも取り組めると思います。

この時期に「僕はダメなんだ」という劣等感を持ってしまわない環境づくりが大事です。

早く成長するメリット

ただ、成長期が早く来ることのメリットは子供心に大きく

他人と比較した際の基準は大きい物です。

成長が早く終わって身長が伸びきれば、筋トレ等の能力を押し上げる為のトレーニングも開始することができます。

成長期が来るのが遅いと、終わるのを待って、ウエイトトレーニング開始、その差を埋めて、対等になるのにはそれなりの期間を覚悟しなければいけません。

なかなか成長期が来ない子との差はつきやすいものとなっています。

実際にサッカーのアンダー世代の大会では日本代表とヨーロッパ地域の代表が試合をすると、大人と子供くらいの違いがあります。

そして、身長だけでなく、すでに鍛え上げられて、完成系とも言えるレベルの選手も多く見られます。

彼らはその時期にはトッププロとして試合ができるように仕上がっています。

日本の子供の健康課題

日本については単純な成長期問題だけではなく

この時期の栄養補給の不十分さも影響していると思います。

毎日の様にトレーニングを重ねているのに、体はヒョロヒョロのまま。

しかも19歳以下ならまだ許せる部分もありますが、オリンピック世代と言われる23歳以下の代表ですら、体ができていない選手が多く見られます。

メッシ選手は16歳でトップチームデビューして活躍していたし、現在ヨーロッパのトップリーグで活躍する10代は結構な数がいます。

もはやこの年代から差を付けられている部分は否定できない状況です。

スポーツ選手に関わる栄養・トレーニングの知識についてはまだまだ先進国と言えない状況なのは、専門家以外の一般層と、スポーツに取り組む本人の知識不足とそこに知識を入れ込むための環境不足によるところが大きいと思います。

子供の体重減少は警告サイン

日本は週に数日の長時間練習などを好む傾向があります。

すると大事な大会期間中でもないし、減量中でもないのに、体重が減少する子供がチラホラ出てきます。

これは活動の強度と量に対し、明らかに摂取するエネルギーを始めとした栄養、そして必要な休養が体に与えられていないことが原因です。

休息も不足しているので疲労を抱え、ケガのリスクも高まります。

成長期の子供が身長は伸びるのに体重は増えない、あるいは減少するというのは一般的に考えて不自然だと思いますが、なぜかスポーツの現場、学校の部活動などでは、そこまで考えずに日々の練習を行ってしまいがちです。

もちろん練習時間が多い方がテクニック的な部分は優れていくでしょうが、フィジカル面ではプラスに作用しないことが多いので、質より量のトレーニングをして、不要なレベルでの疲労感を得る事で、自分(あるいは指導者)の満足感を高めるを目的に挿げ替えてしまわないように注意したいところです。

指導者については

「これだけやらせたから良いだろう」と、自分の責任逃れのための練習にならないように戒めたいところです。

親御さんは、家庭での定期的な体重測定など、簡単で構わないので、子供の運動の効果が出る状態が整えられているか、そうではないのかを見てあげて下さい。