スパイスを料理に取り入れて健康増進
生姜
生姜に含まれるジンゲロールというものがあります。
これは生姜特有の辛み成分ですが、効果としては抗炎症作用があります。
そしてジンゲロールには慢性の炎症を伴う病気と、心不全や脳卒中、糖尿病の原因となる酸化物質の生成も抑えてくれます。
生姜は炒め物だけでなく、煮物や揚げ物、スープを含めて様々な料理に簡単に使用できるので、毎日の食事に少しずつ取り入れたい食材です。
おろし生姜を1本買っておくと、さっと使えて便利です。
シナモン
シナモンは独特の甘い香りが特徴のするスパイスです。
僕は苦手ですが、女性には人気がありますね。
炎症を抑えるとともに血糖値の上昇を抑える効果があるので、デザートに使用されるシナモンはとても理にかなっていると言えます。
スパイス類の中でもシナモンは強い抗酸化作用を持っているので、美容や若さを保ちたい人にも有用なスパイスとなっています。
カイエンペッパー
日本ではあまりカイエンペッパーという名前では知られていませんが、要するに唐辛子のことです。
唐辛子の抗炎症成分といえば、辛み成分であるカプサイシンですが、このカプサイシンが非常に有用です。
カプサイシンの働きには
・抗炎症作用
・コレステロール値の減少
・血中脂質の酸化防止
・血栓予防
・体熱を上げる
これだけ体に良い働きがあります!
辛いのが苦手な人には堪えますが、なるべく積極的に摂りたい成分でもあります。
特に体熱を産出する=体温を上げることで、消費エネルギーを増やすことができるので、ダイエットの味方にもなりますし、体温上昇は免疫機能の働きを活発にするので、風邪などの病気予防にも一役買ってくれます。
カイエンペッパーは粉になっているものがスパイス売り場にあるので、1本買っておくと便利です。
または僕のように輪切りの唐辛子を常にストックしておくというのも便利です。
輪切り唐辛子なら最悪丸のみもできます(笑)
ターメリック
ターメリックって何だろうという方も多いのではないでしょうか?
ターメリックライスは黄色いご飯ですが。
このターメリックはウコンの根を粉にしたものです。
お酒飲みの好きなウ〇ンの力のあのウコンです。
聞いたことがあるという方はカレーのスパイスとして有名なので、そういった点に詳しい方かもしれないですね。
ターメリックの特徴は、ポリフェノールを含んでいるので、抗酸化作用が期待できることです。
ターメリックに含まれるポリフェノールはクルクミンです。
クルクミンはサプリメントなどにも使用されるほど効果的ですが、その働きは抗酸化作用だけではなく、血糖値の上昇抑制、抗炎症作用があります。
スパイスについてまとめ
食材よりも様々な料理に流用しやすいスパイスにも、これだけの健康作用があることを知って、普段の食事に取り入れることで、手軽に健康増進に取り組んでもらえたらと思います。