スナック菓子は絶対的な悪なのか? 体に悪い理由を探る

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スナック菓子は絶対的な悪か?

ダイエットや健康の話をすると、まず辞めるべきものとして挙げられるのは

・スナック菓子

・清涼飲料水

この二つになります。

この両者はそれほどの量を摂取しなくても高カロリーになってしまう面から、特にダイエットの際には敵としてみなされ、徹底的に排除される傾向があります。

そこまで憎まれるのに巷に溢れかえっているスナック菓子について少しまとめていきます。

スナック菓子のデメリット

・高カロリー

・油を多く使用している

・塩分が多い

・リンが含まれていると骨を脆くする恐れ

・一度開封したら止まらない

ザックリとこんなところでしょうか。

・高カロリー

これは主に原材料が炭水化物で、これを油で揚げたり、揚げていないにしても植物性油脂を添加していたりと、

ダイエットの天敵である

糖質プラス脂質の最強コンボが基本となっている為です。

一袋の重量が大したことなくてもパワフルなカロリーは恐怖そのものです。

・油を多く使用している

このため、上記高カロリーになることはもちろんですが

油の酸化による悪影響も懸念されます。

高カロリーではあるものの、購入したら早めに食べた方が良いですね。

・塩分が多い

塩気など、ある程度しっかりと味付けでないと、炭水化物(芋やコーンなど)に味が

負けてしまうので、どうしても強めの味付けになって、塩分が強くなります。

しかもその強い塩味がイマイチ前面に出てこないので実感しにくい面があります。

厚生労働省では塩分摂取量1日6g以下と目標していますが、スナック菓子は1袋1gくらい摂取してしまうことになります。

スナック菓子のコンソメ味はハズレがないですよね。

・リンが含まれると骨が弱くなる可能性がある

リンが悪いというわけではありませんが、過剰に摂取するとカルシウムとリンが結びついて排出されてしまうことで、骨がもろくなる可能性があります。

昔、コーラを飲むと骨が溶けると言われていた原因の一つにコーラにリンが多く含まれていて、カルシウムの体外流出がある、と言う面があります。

・一度開封したらやめられない

昔「やめられない、止まらない~♪」なんてCMもありましたが、嗜好品はこういった難しさがありますね。

開封して、日にちが経つと油の酸化が進行するので、あまり取って置くのも問題なんですが。

「開けたら一袋食べる」という前提で考えて、食べる時はそれなりの覚悟を持ちましょう。

と、悪い点を挙げていきましたが

高カロリーであること、早めに食べる事、カルシウムを補充する事などを行っていればそれほど問題は無いとも言えます。

揚げ油がそんなに良質というわけではありませんが(最近揚げ油にこだわっているスナック菓子も出てますね)、そこに気を付ければ、食べる事自体が責められることでもないかな、というのが少し伝わりますかね。

実際にスナック菓子のデメリットはスナック菓子に限定されたものでもありません。

糖質プラス脂質の組み合わせで、リンを含んで、それほど良い油を使用しているわけでもなくて・・・・

これはかなりの数の加工品で同じような内容になっています。

冷凍食品とかもそうですね。

かなり高価なものは除外できる商品もありますが、一般的なものだと、かなりスナック菓子と甲乙つけがたいレベルになります。

塩分を除けばスイーツでも結構怪しいものが見受けられます。

そういった意味では、ダイエットの際などでは、分かりやすさと認知度から、迫りくる敵として扱われがちなスナック菓子ですが、決してボスキャラというわけではなくて、たくさんいる高カロリー敵キャラのひとつである、という認識が良いところかと思います。