睡眠の質を良くする
最近はアスリートでも、サラリーマンでも、睡眠の質というものに対する意識が高くなったように感じます。
どちらも、次の日のパフォーマンスを良くするため、という点が共通するのですが、こういった意識の高い人たちが増えていることと、
昔はむしろ仕事後に職場の人達と飲みに行ってコミュニケーションを取るべきだ!
という考え方がありましたが、最近では飲みに行くことも強制的ではなくなり、個人個人が自分の生活についても組み立てることができるようになった反面、その時間をどう使用するかのマネジメントで、次の日の作業に影響が出るという点についても理解されるようになってきた。
という面があると思います。
今回は、睡眠の質を高めてくれる痰べものについてさっくりと書いていきます。
アスリートにおける睡眠の重要性
特アスリートは睡眠の質を如何に高めるかで、パフォーマンスはもちろんのことですが、疲労を蓄積しないことによるケガの防止からも睡眠が重要になります。
クリスティアーノ・ロナウド選手(以下ロナウド選手)が1日に8~10時間の睡眠を取るようにしている事は有名な話です。
こういった努力の賜物が、あれだけ激しいマークをされても大きな故障をせずにここまでプレーできている要因であることは間違いありません。
他にもテニスのフェデラー選手、NBAのレブロン・ジェームス選手も10時間近くの睡眠を取っていることを公言しています。
そのロナウド選手に睡眠の手ほどきをしたイギリス人コーチであり、睡眠のスペシャリストであるニック・リトルヘールスさんが睡眠の質を上げるための内容をいくつか公表しています。
詳細については結城康平さんの書いたこちらの記事を参照下さい。
https://victorysportsnews.com/articles/5973
いくつか抜粋していくと
・「朝型」「夜型」の人間で睡眠に対するアプローチは異なる
・寝る前には刺激を少なくする必要がある
部屋は白を基調にするなど
・室温は16℃か~18℃
睡眠の質を高める食品については
・バナナやサツマイモ、ビートのように良質な炭水化物を含む食品を取る
良質の炭水化物は睡眠の質を向上
・ナッツやミルク、フルーツを摂取することは、入眠を助ける
という点を挙げています。
個人的な睡眠の学び
この記事は個人的にもすごく自分の考えを作り直すきっかになりました。
血糖値はあまり上げない方が精神的に落ち着いて眠れるのではないかと思っていましたが、良質な炭水化物は=血糖値が上がるわけなので、血糖値は最優先と考えなくても良さそうだという点などは、思い込みを持っていた自分への良い刺激になりました。
確かにごはんを食べた後の方が眠くなりますからね。
こういった当たり前のことが見えなくなってしまうことは怖いものです。
僕の睡眠
僕は基本的に7時間~8時間30分くらいの睡眠時間を確保しています。
その日のスケジュールによって変動します。
週に3回は8時間以上眠るようにしています。
睡眠の導入で困ったことはあまりないのですが、やはりたまに眠れない事はあり、その時に優先するのは「眠れない」ことをストレスにしないことです。
ベッドに入って、眠れない・・・
そんな時は積極的に考え事をします。
こんな仕事をしよう。
とか、次のフットサルではこんなプレーを試してみよう、などなど
そうすると、ふとしたタイミングで、考え事と違う事を頭に浮かべている瞬間があったりします。
恐らくそのタイミングが、少し眠っているタイミングになると思います。
夢というか、意識の切れ目というか。
それを毎日繰り返していると、なんとなく眠りに入る瞬間が分かるようになってきます。
そうなると、
眠れない日も瞬間的に眠りに入っていることがある
ということが自覚できるので、眠れない事のプレッシャーが大きく減少します。
これを自覚できるようになってからは、どんなに眠れない日でも慌てずに考え事を続けることができるようになりました。
たぶん、精神的な余裕が生まれたこと自体が眠りに入りやすい状況を作ってくれているのだと思います。
この方法はあくまで僕のやり方ではありますが
こうした自分なりの精神安定剤をひとつ作っておくと、眠れないプレッシャーから解放されるので非常におススメです。