世界の人口増加と高齢化、疾病状況から見える問題点

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世界の人口増加

「世界の疾病負担研究」というものが世界の有名大学など共同で行われています。

この中で健康について現在日本だけでなく、世界としてどのような課題を抱えているのかということをまとめているので、ポイントとなりそうなところを抜き出してメモしていきます。

世界人口は大幅な高齢化が進んでいる

・食糧不足の解決、医療技術の向上によって、成人を迎えず死亡する人口が大幅に減少する事が理由となっています。

・栄養状態の改善や小児時の疾病で亡くなる割合が少なくなったことで、寿命は一気に延びました。

これは良い事なのですが、一気に高齢の人口が増えていることで、人口のアンバランスが起こっていることが、問題となっているように感じます。

一方で精神疾患や慢性疼痛・負傷などによる負担や肥満・運動不足などの危険因子を抱えながら、多くの人が生きている

長く生きられるようになった一方で、健康上の課題を抱えたままでいる・あるいは解決しきれない症状を抱えている人は増えているとしています。

逆に言えば、課題を抱えたままで、生きていけるようになったとも言えます。

寿命が延びて、体を動かす期間が増えれば、もちろんその分メンテナンスが必要だし、どんなに気を付けていても少しずつガタはでてくるものです。

仕方ない、と言える気もします。

この結果をまとめて

医療の進歩や開発の進展によって、世界の人口の大半は早死しなくなったものの、皮肉なことに病気を抱えながら長生きするようになったことが、世界の疾病負担研究(GBD 2010)により分かった。

としています。

個人的にはこの部分は多少いたちごっこだと思っています。

ある病気が治るようになれば、ほとんどの場合で死亡原因は他の病気に移るわけです。

衰弱して何の問題もないまま大往生したいものですが、大勢の人がそこに行きつくまでにはまだまだ医療の発展が必要なのかもしれません。

今でも十分に発達していると思ってもいますが。

治りやすいものは治せるようになったからこそ、治りにくい病気で亡くなる割合は増えてしまう。

病気のタチが悪ければ、亡くなる前から症状は出ているので、不都合もある。

そうなると数字上はなんらかの課題を抱えて生きていることに分類されます。

だから高齢化、という言葉だけが独り歩きして

「何か良くない状態なのでは?」

と感じてしまいますが。

これは今後更にどうなるのかを見ないと、現状だけで判断するものではないかな、と思っています。

以前も書きましたが、今の65歳、70歳の方はすごく若くてエネルギッシュです。

高齢そのものの定義も同じままで良いのかという問題はすでに対応すべきところまで来ているのではないでしょうか。

これも医療などの発展による恩恵だと思います。

今後は更に高齢になっても元気な社会になるかもしれませんね。

今後の課題として

実は幼少期に亡くなるケースが激減している反面、青年期の死亡率が高まっていることが今後の課題となりそうな気配があります。

小さい頃に無くなる割合が減ったことで、青年期の子供が増えた影響もあるでしょうが、この時期の青年達に付きまとうトラブルは暴力、エイズ、ドラッグと言ったところです。

日本にいると、そこまで気にならない(現実味のない)部分ではありますが、発展途上国など、世界規模でみれば、まだまだ大きな課題となる部分です。

成人からの課題は、栄養の過剰による肥満や生活習慣病といった、まさに近年課題となっている過剰な栄養摂取によるものとなっています。

このレポートでは触れていませんが、先進国ならではの課題として、

死亡率の高いものに、事故と並び自殺があります。

精神疾患との関連もあるでしょうが、医療や栄養面では改善された反面、社会的なストレス等は増えた気がします。

そしてソーシャルな部分で、今までは繋がれるというメリットを享受していましたが、今後はそういった繋がりに関するストレスも更に増えていくと思います。

炎上騒ぎや、LINEでのいじめなど、すでに闇の部分が露出していますが。

僕は今のところ、ブログで書き連ねる以外のことをしていないのですが、こういった部分に臆病だからかもしれません。

今後更に医療が発展すると、こういった部分がどんどんフォーカスされるようになるかもしれません。

インターネット規制法とかできたりして・・・

それ自体が悪い訳でもなんでもないんですけどね。ツールはあくまでツールで、それを使う人の間で起こる事が全てです。

このように先進個と発展途上国で課題に違いはある一方で、発展途上国もしばらくすれば同じ課題を抱えるようになるのも分かっていることなので、それぞれの問題と割り切らずに、世界的な意見の共有は今後も重要になると思います。