サウナでは痩せないが健康増進には一役買う
サウナは汗をたくさんかくので、見た目に変化が分かりやすく好きな人はハマってしまいます。
僕の友人にも週に3日はサウナに通っていて、一緒にフットサルをした後にもそのままサウナに直行する猛者がいます。
今回はサウナの健康効果とダイエットには向かないという点を書いていきます。
サウナの健康効果
サウナで汗をかくという行為は代謝を高め、老廃物を体の外に出すという面で健康増進の役に立ちます。
それなりの時間サウナにいることができれば、体の表面だけでなく、芯から温まることができるので、冷え性の方などは状態が良くなる(その後寒い環境にいればもちろん元の木阿弥ですが)ことも期待できます。
ただし、それ以上の、まるでクスリのような効果を望むのは酷というか、医療手段ではないので健康法として割り切ることも必要です。
これ以外でも血行が良くなるので、運動後のサウナ利用は血行が良くなるので、疲労回復にも一役買います。(ケガをしている、した際には医師に相談が先)
手軽にこれだけの効果が期待できるサウナはハマる人が出るにもよく分かります。
サウナではダイエット効果は期待できない
サウナは汗をかくことで体の水分を減らすため、一時的に体重が減少します。
ボクサーなどが減量の最後の追い込みなどに利用することから
サウナ=痩せるという印象がありますが、実際には体の外に水分が出ていっただけなので、サウナ後に水分を摂取すればたちまち元に戻ります。
ボクサーは計量のタイミングだけ設置された体重を下回れば良いので、計量後にはすぐに水分を摂取して体重を戻しますが、ダイエットではこうはいかないので、サウナは不向きという事になります。
サウナ前後の水分摂取は重要
では、サウナで減った分の水分を摂取しなければ良いかというと、体内の浸透圧やミネラル濃度の観点から、水分摂取は不可避です。
健康の為にサウナに入るのに、水分摂取を怠ることは体調を悪くしてしまう事につながります。
人間の体は様々なバランスを一定に保つことで健康な状態を維持できるようになっています。
このバランスを崩さないようにきちんと水分摂取を行う必要があります。
また、体の芯から温めることが目的なので、根性を試すための我慢大会になってしまわないように意識することも大切です。
サウナ後の水風呂は無理せずに
サウナ後の水風呂は個人的には大好きですが、苦手な人は入れないものです。
少しのぼせた頭をリセットすることができる水風呂は良いものですが、別に入れないと言っても特に気にしなくても良いところです。
サウナの健康効果のほとんどが体を芯から温めることにより得られるものだからです。
マナーとして、サウナ後は汗を多く書いているので、シャワーを浴びたり、体を洗ってから入浴をすることぐらいを意識すれば特に問題はありません。