年代別健康リスク 40代以降はどこに注意して生活するべきか

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40歳代以降は若い頃にはなかったリスクが

前回20代と30代の健康リスクを書いていきました。

今回は40代以降について書いていきます。

40代の健康リスク

一般的に男性は45歳ごろから心臓血管系の疾患にかかるリスクが高くなってきます。

肥満は心臓疾患の原因の一つなので、正しい体重維持に努めて下さい。

また、この時期には中間管理職その他、仕事の責任などは40代よりも当然高いものになるので、更にストレスのケアも必要になってきます。

最近は僕の職場でも、年に一度はストレスチェックを行っており、チェックで引っかかると産業医の面談を受けることが推奨されます。

僕はメンタルヘルス推進委員会に選ばれているので、ストレスチェックに引っかかった人が自主的に相談に来ることがありますが、基本的には産業医の面談を受けることを勧めています。

産業医はさすがにそういった業務を生業とするだけあって、話をしてきた人の多くは表情が良くなったり、考え方が前向きになったりしているのを感じます。

実際はストレスチェックの内容は本人以外知らないものなので、僕のところにすら相談しなくても良いのですが、きっと誰かに話を聞いて欲しいんだと思うので、産業医にも同じ話をするように促しています。

話せば楽になる、そんな人もいるようです。

もちろんかなり事を深刻に悩んでいる場合もあるので、方法論をここでまとめるつもりはありませんが。

更に30代のところで結婚生活のストレスなんて話もかきましたが、そうなると40代はそこに子供に係る問題なども加わってきます。

人は年齢を重ねるたびに背負うものが増えていくのですね・・・

早く楽になりたいと思う自分は若輩者です。

食事面で推奨されるのは

葉物の野菜を食べること、そうすることでビタミンA、E、K、葉酸を確保して、

ガンの予防に役立つ栄養素を補給しましょう。

50代の健康リスク

この年代での問題点は栄養素の吸収が落ちてくる点があります。

筋肉は60代から変性してくるので、その前にトレーニングを行う習慣をつけて、早め早めの対応を行いたいところです。

50代からはできればガンの検診も受けるようにしましょう。

やはり免疫系は衰えてきているので、ガンももちろん、その他疾病のリスクも高くなっています。

注意にしておくに越したこともありませんし、実際にガンになる方はこの年代から多くなってきます。

そして視力の低下に備えて、ブルーベリーやエールなどのカロテノイドを多く含む食品を積極的にとっていきましょう。

この視力に関しては、ここに書いた通り、以前はやや高齢になってきたところでに問題でしたが、今はスマホの復旧で、30台、人によっては20代から視力のトラブルに巻き込まれるのではないかと思います。

スマホを毎日それなりの時間いじることを自覚している方は、どんなに若くても上記の通りカロテノイドを摂取するか、サプリメントで、目の健康維持をして欲しいと思います。

目は取り替えられないですからね

60代以降の健康リスク

免疫は衰え、汗腺の働きも低下するなど、基本的な代謝も随分落ちてきます。

感染症にかかると重篤な症状につながる恐れがあることから、今までは気にしていなかった方も感染症予防のための予防接種などは受けておくことが推奨されます。

最近は60歳以降の方もかなりお元気ですが、病気などへの抵抗力が落ちてくるのは否めないところなので、事前の準備をしっかりと行って、いつまでも元気に過ごせるバックボーンを作りましょう。

この年代ならではの食事で意識する点に関しては

注意力の低下や、認知症予防として、EPAとDHAを食事やサプリメントで摂取することです。

ただし、認知症の疑いを感じた際にはすぐに病院に相談してください。

最近は早めの対応をすることで、進行を遅らせたりなど、様々なことができるようになっています。

これらについては食事やサプリメントはあくまで予防的な手段となります。

あとは体力と相談しながらトレーニングを行ってください。

筋肉の衰えは将来的な寝たきりの可能性につながります。

立つ・歩くという機能はなるべく最後まで維持して、生活の質を下げないようにしたいものです。

ざっと年代ごとの健康リスクを挙げていきました。

もちろん年代で括ることで個人差があいまいになってしまう点などもありますが、平均的にどういった視点で専門家が見ているのか、参考になればと思います。