ライスミルクは乳製品(牛乳)アレルギーと大豆アレルギーの方でも飲める

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ライスミルクに期待されること

ライスミルクとは

お米を原料として水を加えて作る飲料で、白いのでミルクと言われていますが、牛乳的なものは特に含まれていませんし、栄養価的に期待されるものも異なります。

植物性の原料なので、ベジタリアンでも摂取できるなどのメリットもあります。

数年前までは外国で作られたものばかりでしたが、ようやく日本産のものがいくつか出てきて選択の幅ができてきたというところです。

ちなみに味は牛乳や豆乳と比べさらさらとした口当たりで、後味に少しコメの風味があるという感じのものが多いです。

ライスミルクへ期待される部分

アレルギー対策として

牛乳や豆乳ではそれぞれ、牛乳アレルギーであったり、大豆アレルギーであったり、飲めない人が一定数います、米アレルギーの方も病院では数名見かけたことがありますが、人数的には、牛乳や大豆よりだいぶ少ない印象です。

そこで、牛乳や豆乳の代わりとして飲む、あるいは料理に使用することで、アレルギーを起こさずにほぼ同じ形状の食事が食べられるということになります。

アレルギーではなくても、乳糖不耐症で、牛乳を飲むとお腹が下ってしまう方には、ライスミルクはもちろん乳糖を含んでいないので、お腹を下すことはありません。

コレステロールが気になる人向けに

コレステロールを含まない(油を添加していない商品の場合)ので、牛乳などの代わりに摂取することで、コレステロールの摂取量減らすことができます。

正直、摂取するコレステロールは常識的な範囲であれば、体内で結構な量が合成されているので、気にしなくて良いと個人的には思っていますが、医師の指示などで控える必要がある時には有用だと言えるでしょう。

ライスミルクと牛乳の違い

基本的にたんぱく質とカルシウムは牛乳が多く、ライスミルクはあまり含みません。

コレステロ―ルは上記の通り、牛乳はある程度含みますが、ライスミルクは含みません。

糖質も牛乳には乳糖(カゼイン)が含まれますがライスミルクには入っていません(糖質は米由来のものが入ってます)

これらを踏まえて選択してもらえると効果的に使い分けられる(アレルギーの方を除き)と思います。

ライスミルクを購入する際の注意点

実はライスミルクは作り方が多種あります。

材料も玄米で作ってるもの、白米で作っているものがあり

作り方も、米を水に浸しておくだけであったり、砕いた米を後で濾して取り除いたり。

そこに油や糖類を加えるものもあったりと実に様々です。

そのため、自分がどういう目的で買うのか?

そのまま飲むのか調理に使うのか?

この辺りを少し考えて購入してもらえたら良いと思います。

飲む事を第一に考えている商品では、

飲みやすいことを優先しているので、砂糖を始めとした糖類を添加していることが多くあります。

ダイエットなどが目的だったりする場合には、そもそもライスミルクは炭水化物を含むことからカロリーは少し気を付けて欲しい部分になります。

アレルギーで、置き換える場合には、成分はそんなに気にせず、飲みやすい、美味しいものを選ぶのももちろん有りです。

料理に使うのであれば、コクが出るように少し油が添加されているものを敢えて購入して使用することも、料理を美味しくするためには良い方法です。

このように

牛乳とライスミルクを同じ食品の枠で捉えることがそもそも正しいのか分かりません。

ただし、料理などに代わりとして有効に使う事も出来るし。

アレルギーの方には飲料として代用品として有用であることから、需要は爆発的に伸びなかったとしても、それなりに普及が見込めるものだと思います。