管理栄養士の国家試験は準備段階で合格率が大きく変わる

スポンサーリンク
試験と対策

管理栄養士に合格するまで

僕は栄養士の専門学校を卒業して社会人になりました。

当時は専門学校を卒業してからだと2年の実務経験で管理栄養士の国家試験受験資格を獲得することができました。

それを見越してテスト勉強をして、運よく一発合格できたのですが、やはり働きながら勉強をするというのは非常に大変で、当時は国家試験前に「落ちても来年は受けないぞ!」くらいの気持ちになったことを覚えています。

 

今回は僕が国家試験にどのように対策したのか?

具体的にどの部分について運が良かったと感じたのかについて書いていきます。

 

1.職場に国歌試験対策の勉強ができる環境があった

僕が最も幸運だったのは、最初の職場が管理栄養士の国家試験を受けることを推奨している会社であったというところです。

具体的には委託給食の会社でしたが、病院などメディカルな部署に人手が足りないことから、管理栄養士を取得してもらい、そちらに異動できる人員を増やそうという狙いが背景にありました。

今でも病院系にストロングポイントを持つところでは、管理栄養士試験対策を会社で行っているところがあるので、就職前に調べてみることも良いかもしれません。

具体的には管理栄養士国家試験合格のための参考書を会社として作成し、それを配布したり、模試のようなものを受けられたりしました。

参考書はもちろん市販のものも買いましたが、多いに越したことはないです。

 

職場に忙しくない残業があった

最初は社員食堂の現場に配属になりました。

そこは夕飯を食べる人も20人程度いて、その人たちのために夕飯提供も行っていました。

週に1~2回、残業で夕飯を食べに来た人への対応を行うことがありましたが、まばらにしか人が来ないので、のんびりと過ごすことができる時間でした。

 

今でもこんなに恵まれた委託契約があるのかは不明ですが、当時は意外と景気が良かったのも幸いしたと思います。

 

この、お客さんが途切れる時間が良い勉強時間になりました。

しかも夕飯を食べる方はほぼ常連さんなので、そんなに大変な思いをすることは一度しかありませんでした(一度だけ記憶に残る程大変なことがあった)。

お互いの職員も少なく静かな空間でしっかりと勉強することができたことも運が良かったと思います。

 

勉強する時間としない時間をはっきりさせる

ちなみに僕は長時間の勉強が非常に苦手です。

このため、時間は短めに区切って勉強することで効果を上げました。

 

通勤時間に勉強しようと参考書を持っていきましたが、実は読んでいたのは一緒に持っていった小説だったり・・・

変に時間が長いと他のことをしたくなるんですよね。

これは自分の特性として自覚していたので、

・この時間は勉強をする

・この時間はしない

この割り切りをはっきりさせていました。

 

いつでも勉強しないといけないという状況にしてしまうと、勉強していない時間に罪悪感を覚えてしまいますが、はっきりと区切りを設けておけば、罪悪感もなく気分転換をすることができます。

※あまりにも勉強時間が短いと試験後に罪悪感に苛まれることになってしまうので、最低限の時間は確保するようにしましょう。

長時間の勉強が苦手なので、休日は30分やっては15分休むというスタイルで勉強していました。

テレビのコマーシャルまで大体15分くらいあるものが多いので、30分勉強しては次のコマーシャルまでテレビを見るという方法です。

この方法は忙しく見えますが、テレビのどのタイミングの時に何を覚えたかなど連動してイメージすることができるようになるため、丸暗記の科目などでは案外おススメと言えます。

この時見るテレビはお気に入りで何回も見ているようなものが良いです。

初見のものをハラハラしながら見ると勉強がまったく頭に入ってきません。

 

2.専門の方に話を聞くことができた

僕の卒業した専門学校では、卒業生を対象とした管理栄養士の国家試験を受ける人向けの講座を行っています(有料)

これが、教科ごとに専門の方を外から呼んでいるので非常に勉強になりました。

 

更に、こういった専門性の高い方々は、国家試験問題を作る側にもなることがあります。

このため「今年の○○(教科名)は△△さんが問題作るんだよね~」から始まり

「△△さんはこういう問題と病気についての問題大好きだから何問か出るんじゃないかな?」というような貴重な話まで聞くことができました。

 

あと、問題を作る側の心理的な話も非常に有意義で、病気などはエビデンスのしっかりしたものは問題にしやすい、逆に新しかったり、話題性はあるものの、まだ全貌が見えていないものについては数年後に内容がひっくり返ってしまうこともあるので、問題に出しにくいなどもおっしゃっていました。

黄疸という病気は日本ではほとんど見られなくなっているのに当時は毎年のように管理栄養士の国家試験に問題が出されていましたが、背景には、黄疸は背景までしっかりと分かっている病気だからこそ問題にだしやすいということだそうです。(今でも黄疸出るのかな?)

このように、出しやすそうな問題を狙うなどのテクニックもこういった講義の中で身につけることができました。

 

個人的に可笑しく感じたのは、有料で講義を受けに来ているのに寝ている人がチラホラ見られたこと・・・

たぶん落ちたでしょうね、とりあえず寝ていた同級生の名前は合格発表時見かけませんでした。

仕事が忙しいから休日くらいは眠りたいのかもしれませんが・・・やはり時間の使い方は大切です。

 

3.入学前からの知識が役に立った

個人的に高校卒業時に栄養士になるかスポーツトレーナーになるかを延々と悩んでいました。

運動部に所属していて、人の体や健康に興味があったので、そういった進路に行きたいと考えての事です。

 

ただ、スポーツトレーナーは今よりも就職口がなかったので、栄養士になるという選択をしました(消去法、たまに後悔もする)

 

このため、運動理論など、体についての知識については入学前に栄養士として勉強する分については知っていた状態でした。

 

得意だという意識がある教科は頭にどんどん知識が入ってきます。

逆に苦手な教科や分野はどんなに時間をかけても理解するスピードが上がりません。

入学前から得意な教科を持てていたということが、得意分野の勉強時間削減に大いに役に立ちました。

国歌試験後の自己採点でも得意科目はほぼ満点でした。

勉強時間と結果はこのように比例するものではないということも良くある話です。

 

ここまでが僕の運によって大きく合格が手繰り寄せられた部分になります。

正直実力云々を言うつもりもないし、そこまでの難易度のテストではないので、事前の準備こそがすべてであると言っても良いと思います。

 

おまけ 当日は周囲の声に耳を澄ませて点を取る

僕は試験当日の朝は勉強しません。

テスト前は時間より早めに所定の場所に行きます。

学校なら自分の席、国家試験なら決められた席に早めに座って、適当に耳を澄ませています。

 

すると、周囲は問題の出し合いをする人がそれなりにいるので、声に出されている内容を覚えていきます。

あるいは自分の記憶と擦り合わせていきます。

これが効果てきめんです。

 

高校の同級生にこの方法がバレて、「俺の勉強を盗んだ!」と言われたりしましたが(笑)

みんなが最後の追い込みをかける内容を全部もらっていく感じです。

最後って本当に大事だとそれぞれが思っているところを復習しますからね。

 

国家試験の日は、手元に雑誌しかなかったので、雑誌読んでいる姿勢で回りの声を聴いていましたが、周囲からすれば「どんだけ余裕なんだよ」という嫌な奴だったでしょうね・・・

でも目を閉じて、耳を澄ませているのも変な人だし・・・

効果は実証済みなので、ご利用ください。

 

おまけ2 必要な努力の量は人によって異なる

僕の恩師のありがたい言葉に次のものがあります

「合格したなら努力が足りたということ。努力したのに落ちたというのであれば、それはお前の能力に対して努力の量が足りなかったということ」

「お前の能力で合格できるだけの努力ができるかどうか」

厳しいけれど身の引き締まる言葉です。

この人のちに学校長になったんだど、学校の雰囲気とか大丈夫だったかな?(笑)