筋トレしていると「良い体しているけどプロテイン飲んでるの?」と質問されることがあります。
僕はまだまだ筋肉少ないので、よほどの夏場で薄着の時期にしか言われないのですが・・・
なぜこの質問を取り上げたかというと、この質問を受けた時に感じる印象として
鍛えているから筋肉がついているではなく、プロテインを飲んでいるから筋肉がついていると認識されている気がしてならないからです。
噛み砕いて言うと
大して努力しなくてもプロテインさえ飲んでいれば筋肉がつくと思われている感です。
ちょっと悔しい
このように、プロテインを飲めば筋肉がつく魔法の薬のように思っている人も減っているとは言ってもまだまだ散見されるので、誤解を解けるように書いていきます。
プロテインはたんぱく質の塊
これについては今までも何度か書いてきています。
プロテインの原料は食品なので、プロテイン自体も扱いは食品です。
原料となるのは
乳製品、大豆が最近の主流で、昔はこれに卵などがありました。
卵はおならが臭くなるなどのデメリットから使用されなくなってきた模様。
乳製品から取れる乳たんぱく(ホエイ)はヨーグルトの上澄み液である半透明な部分などから精製されます。
大豆は勿論大豆のたんぱくです。
このように原料まで遡ることで、プロテインが通常僕たちの口に入る食品の延長線上にある物だという認識をしやすくなったのではないでしょうか?
食品から摂取できるたんぱく質をプロテインで摂取する理由
では、食べ物と同じなら食べ物から摂取すれば良いのではないか?
という疑問を持つのが自然な流れですが、これにはいくつかの理由があります。
・手軽
・安価(商品をきちんと選択できれば)
・持ち運びしやすい
・食欲の沸きにくい時間でも摂取が容易
これらのひとつ、または複数の条件を満たす状況で、特に便利さを痛感します。
例1 スポーツをして、運動後直ぐにたんぱく質を摂取したい
でも、運動後はそんなに食欲が湧きません。
そんな時にプロテインであれば、流動食を流し込む程度の感覚でごくごく飲めるので、運動で消費したカロリーやアミノ酸をすぐにリカバリーすることができます。
例2 職場でおやつ代わりに
シェイカーにプロテインの粉末を入れておけば、職場の給湯室などで水を入れてすぐに飲めます。
間食よりも体に良いし、安い!体にも良い!と3拍子揃ったスーパーな存在になります。
そして、最大の長所として、
それなりの強度でトレーニングするようになると筋肉の修復や肥大のために必要なたんぱく質は多くなります。
それを食べ物から摂取しようとするとカロリーや脂質が非常に多くなってしまい、筋肉でなく脂肪をたくさん蓄えてしまうことになりかねません。
その点、プロテインは脂質やカロリーが食べ物からたんぱく質を摂取することに比べると格段に少ないので、十分なたんぱく質を摂取しながらも過剰なカロリー・脂質の摂取は避けるという面で非常に有用です。
勿論食事からのたんぱく質の摂取も重要なので、食事と食事の間の時間にプロテインを飲むことで血中アミノ酸濃度を下げないなどの利用方法がお腹にも優しくグッドです。
プロテインを飲むだけでは筋肉は増えない まとめ
プロテインもあくまで食品です。
という話を書いていきました。
プロテインもピンからキリまであり、国内の誰もが聞いたことのあるメーカーの物だと、肉や魚を買った方がよほど安く済むということもあり、トレーニングをしている人たちは
安く、質の良いプロテインを求めてさまよっていると言っても過言ではありません。
僕が普段使いしているのはイギリスのメーカーであるマイプロテインです。
詳細は過去のこの記事になりますが、余計な所にお金をかけず、徹底したコストカットによる驚きの価格、そして質、味とどれをとっても満足できるので、一度軽い気持ちで試していただきたいと思います。