プロテイン運動の後だけにしていませんか?
このブログでも
プロテインは毎日飲むべき! 数回飲むべき!ということを書いていますが
実際には筋トレした後だけ、部活など運動後だけという方は今でも多い模様です。
今回は運動後以外でもプロテインを飲むべき理由について書いていきます。
プロテインは食品である
毎回のように言っていますが
プロテインは薬品ではなく食品です。
たんぱく質の塊と考えてください。
これが魔法の薬であれば運動後に飲むだけで体が大きくなるかもしれませんが、食品である以上、魔法のように1回で効果が出ることはなく、コンスタントに摂取する必要があります。
例外的に食事を十二分な量を食べることができて、食事だけで体が大きくなっているのであれば無理にプロテインを摂取する必要はありませんが、多くのボディビルダーがプロテインを使用しているように、トレーニングがハードになるほど、筋肉が大きくなるほどに食事だけで賄うことが難しくなります。
1日3~4回のプロテイン摂取を
僕は1回の食事でそこまで多くの食事を食べることできません。
そのため、数年自宅トレーニーをしていましたが、そんなに効果を実感できず
「みんなこんなものなのかな、凄い体の人は年月かけているからああなるのかな」くらいに考えていました。
それが、ある時脂肪がついてもいいからプロテインをたくさん摂取してみよう!
と自分の体を使って試験的に試してみると(その前の年には油断ち試して肌がカサカサになった・・・)、どんどん体が大きくなることが実感できました。
職場の会議で他の栄養士に会うと
「体鍛えているの?」と聞かれるように!
「今までも鍛えていたんですけど」という言葉を飲み込んで「はい」と答えると、残念な反面、最近の効果が他の人にも分かるくらいなのだという喜びが溢れてきました。
この以降、僕は増量期、減量期に関わらず、プロテインを日に3回、トレーニングする日は4回飲むようになっています。
プロテインと食事の割り振り
プロテインと食事の割り振りは以下の通り
起床時にプロテイン、その後朝食を食べて仕事へ
昼食を13時に食べる→16時にプロテイン(職場で)
夕飯を19時くらいに食べる→21時にプロテインを飲んで、22時に寝る
トレーニングの日にはトレーニング後にも飲むので、4回になります。
このくらいの間隔があれば、食事にも響きにくいです。
ただ、増量期に炭水化物なども多く含むプロテイン(ウエイトゲイナー系)を飲むと、3時間後の食事でも少し厳しい時があります。まぁ無理やり食べるわけですが。
この生活が習慣になってからは、それなりにトレーニーとして名乗れる自信がついてきました。
現在あまり体が大きくならないことを自覚している人は試しにプロテインの回数や量を変えてみることをお勧めします。
プロテインで体を大きくすることを恐れない
体を大きくするには筋肉だけでなく脂肪もつくのは自然の摂理です。
脂肪がつくことを恐れすぎると体が大きくなりづらいというのが、僕の経験談です。
はじめてウエイトゲイナーを10㎏飲み終わる頃には、体重が5㎏増えていました。
こうなると今まではカロリーやたんぱく質が足りていなかったと自覚せざるを得ませんでした。
確かにお腹にも肉がつくのですが、だからといってカロリーを抑え過ぎると筋肉自体が育たないので、そのバランスを見極めるという意味でも、体重を試しに増やしてみることは大切です。
僕は1日の摂取カロリーが3300㎉くらいを維持したら体重が増えました。
プロテインを炭水化物控えめに変えて2800㎉にするとごく緩やかに減少していきます。
維持するには3000㎉というところでしょう。
これだけ分かれば、自分がどう食べるべきだか見えてきます。
こういった体重を増やす経験を恐れずにすることは大切ですね。
成長期の注意点
特に成長期の場合は縦に伸る方が優先になるので、トレーニングの効果を十分に得るには、しっかりとカロリーを摂取する必要があります。
野球で清宮選手が出てきてから、彼が高校時代にどんぶり3杯のご飯を食べていたからと、同じような食事をさせる指導者が競技を問わず出てきました。
でも、彼は優れた消化吸収能力があったからそれで成長できたという背景があります。
僕のように食が細かったり、消化吸収機能がそこまで優れていなければ、単純に消化器官に過度の負担をかけるだけの行為に成り下がりません。
そういった点でも、分割してプロテインのように摂取しやすいものでカロリー、たんぱく質を稼ぐという方法は多くの人に適しています。
それでも厳しいという人は消化酵素を利用する方法も最近では増えてきています。
元々プロテインに消化酵素を含んだり
そういったサプリメントを利用したり
胃腸薬に頼ったり
僕は強力わかもとを使っています。
やはり食べることも練習のうちという感じですね。
毎日複数回のプロテイン摂取 まとめ
トレーニングの効果を最大限に発揮したいのであればプロテインは欠かせないと言えます。
その上で自分に合った摂取のタイミングと食事を含めたカロリー量まで把握できれば、自分の体重とパフォーマンスをコントロールすることができるようになります。
そのためには、食事とプロテインも大事ですが同じくらい
体重と体脂肪を定期的に測定するという行為は重要だと言えます。
体が重いのは何㎏の時か、何㎏からお腹に余分な肉がつくのか、自分の体との対話は欠かさないようにしたいものです。