筋トレで肝臓に関する数値が悪くなる
個人的な話になりますが、昨年度の健康診断結果が手元に届いて、見事? 肝機能の数値がF評価で届きました。
要通院レベルです。
昨年はA評価だったので、凄まじい下落ですが、実際には自業自得だったりします。
血液検査は事前の様子が大切
僕が引っ掛かったのは肝機能のCKという値です。
CKはCPKと記載されることもありますが、筋肉中の酵素に関する数値です。
筋肉に損傷があると高くなります。
そんなこともすっかり忘れ
僕は検査前日にジムへ行って筋トレに勤しみました。
凄く良いトレーニングができて満足
早朝にトレーニングを行ったので、その日の夕方くらいには激しい筋肉痛にもなりました。
結果的に言えば筋トレで筋肉痛が出るくらいトレーニングを行うという事は筋肉中の筋繊維をボロボロに痛めつける事と同義です。
そんな状態で血液検査を受けたのであれば・・・・CKが高くならない方が問題と言えるでしょう。
むしろ、今回の件で僕は血液検査の偉大さを実感するに至りました。
今まであまり参考にしてなくてごめんなさいという気分。
次回の検査ついてはきちんと数日前から筋トレを休みにして、筋肉と関節を労わるタイミングにしていく所存です。
筋トレと血液検査の関係
CKという数値以外にも筋トレと血液検査は関連する部分があります。
AST(GOT)も肝臓の項目になりますが、筋肉に関連しています。
そして、その他の肝臓と腎臓の数値については、プロテインの過剰な摂取も原因になります。
科学的にはっきりと証明されているわけではありませんが、食品からたんぱく質を摂取するよりプロテインでの摂取の方が、こういった臓器への負担が大きいのではないかと予想されています。
そういったことを経験として知っているからこそ、ボディビルダーの方々は鶏むね肉やささ身という食品からのたんぱく質摂取を大事にしているのでしょう。
他にも尿検査でたんぱくが出たりすることもあります。
トレーニングは休みも計画的にとりたいので、血液検査との兼ね合いは難しいところですが、病気の可能性を炙り出すという目的を達成するために、きちんと準備することをおおすすめします。
その他運動で気をつける点
陸上長距離などの選手にありがちなのは
赤血球(ヘモグロビン)に関する数値と鉄に関する数値が悪い状態
これは貧血だということを表します。
長距離走は有酸素運動になるので、貧血の状態だと体内の酸素の運搬が上手くいかずに記録が伸びなかったり、体感できるだるさや身体の重さにつながります。
運動は身体に良いという印象がありますが、強すぎる強度になると、負担の方が大きくなってしますので、運動習慣がある人もこういった各種検査が重要になります。
検査が高い場合
僕は今回CK以外は特に高い数値もなかったことから、筋トレによるものと結論付けましたが、基本的には通院がおすすめです。
年に何回も検査するならともかく年に1〜2回しか実施しない場合には、それが本当に筋トレによるものかは分かりかねるからです。(病気が隠れているかも)
僕の場合でも来年高かったら通院するつもりですし、習慣になっている献血で知る事ができる範囲も参考にしつつ、今後に備えるつもりはあります。
義務として受けるよりも、きちんと有意義なものにするという気持ちでこういった検査に望むと良いのではないでしょうか。