責任との付き合い方

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仕事の責任

僕は栄養士として働いているのですが、どんな仕事にも責任という問題はついて回ります。

今回は仕事と責任について少し書いていきます。

 

主語の使い方は重要

成功した時の主語は「私たち」失敗した時の主語は「私」で話す。

人間誰しも何か悪いことがあった時には責任から逃げ出したいものですし、誰かのせいにもしたくなるものです。

でも、それをしてしまうと一気に周囲からの信頼を失ってしまいます。

特に少しでも部下がいたりする立場だと、総スカンなんてことも・・・

 

上の人間というのはそもそも責任を被るためにいるので、そこから逃げないという姿勢、部下を守るというスタンスは必ず持っていないといけません。

こういうことをないがしろにする人間は決して信頼されないので。

逆に「何かあった時に自分たちを守ってくれる」という安心感がある中で働くと、思わぬ成果や成長を見せてくれることもあります。

 

名言の元ネタ

この主語の使い分け、実は僕が考えたものではなくて、実際にはとあるスペイン人サッカー監督の言葉を借りた物です。

 

プロサッカーの監督というのは買っても負けても試合後に記者会見を行わなければいけません。

そこでは記者を相手に話すわけですが、当然その内容は報道などで遠回しに選手に届くわけです。

だからこそ、そういった場で責任を自分で負えるのか、誰かに擦り付けるのかになる言葉遣いには注意を払うべきだという意味があります。

 

特にサッカーの監督は負けの責任を取らされてクビになることもあるので、責任は自分にないと言いたくなるところですが、そこをグッとこらえなければいけない辺りは、僕らのようにちょっとしたミスでクビにならない人間は大いに見習うべきだと思います。

 

責任の所在は明らかに

報告する際に自分が悪いのか、先方が悪いのかははっきりさせる必要があります。

この場合の先方は僕の場合栄養士なので下記のような相手になります。

  • 取引先(業者)
  • 委託給食業者
  • 納品業者

これは自分(施設や会社側)が悪いのか、相手側の会社が悪いのかという分け方になっています。

こっちが悪いなら仕方ない、あちらが悪い場合は先方に何らかの補償をしてもらなわないといけないという感じに対応が変わります。

 

自分や自分の管轄でミスやトラブルが起こった場合に「部下が悪い」とは言わないのはここまでに書いた通りになります。

僕の場合は厨房スタッフが対象になります。

ちょっと面倒なのは委託給食会社が相手だと僕の所属になりながらも、ミスは相手側の責任という形になり、何らかの対応を依頼することもあるという点になります。

 

同僚が難敵

僕は現在の職場では一人仕事をしていますが、その前は複数人の栄養士で働く会社にいました。

どちらも一長一短で、どちらが良いとか優れているという話にはならないのですが、責任の所在については栄養士が一人である方がはっきりしますし、いざこざが無くて良いな、と思っています。

 

同業者で内情を知っているほど、責任の擦り付け合いなどが始まります。

これが嫌で栄養士を辞めたという話はそれなりに聞くものです。

人間関係はどんな仕事でも大事とは言われますが、特に責任が絡んでくると面倒な面もあるので、上手な立ち回りが必要になることもあります。

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