レバニラとサプリで過剰摂取の恐れ
レバニラは健康的なメニューとして定着しています。
ビタミンAやB群を豊富に含んでいるからですが、ビタミンA、D、E、Kは脂溶性ビタミンと言われ、体の中に数日残ることから、過剰な摂取が体調不良につながることがあります。
一方、レバニラにビタミンB群が多いとはいえ、こちらは水溶性ビタミンなので、過剰な分は尿などで体外に排出されやすく、過剰摂取を起こしにくいものとなっています。
レバーはどのくらいにしておくべきか
レバーは色々ありますが、基本的には20~30g食べれば1日に必要なビタミンAを摂取できてしまいます。
焼き鳥でレバーを頼んだら一本で超えてしまうくらいの量です。
あとの分は過剰となるので注意が必要です。
イメージとしては、レバーの入る料理を食べたなら、その日はビタミンAを控えるくらいの感覚で良いと思います。
ビタミンAを多く含む食材
ではビタミンAを多く含む食材はどんなものがあるでしょうか
- 卵黄
- バター
- 人参
- ほうれん草
- うなぎ
- モロヘイヤ
うなぎやモロヘイヤ以外は日常的に摂取できる食材ですが、そうそう大量に食べることはないと思います。
そのため、少しぐらいのほうれん草や人参などは避けなくても大丈夫です。
ちょっと基準より多く摂取しても過剰摂取とまではいかないでしょう。
一方でレバニラやうなぎについては、ビタミンAが体内に数日残るという特徴があるため、毎日のように食べる場合は量について厳密に30g以下などに控えておくと無難です。
過剰摂取は様々な症状がありますが、分かりやすいところでは頭痛や倦怠感などがあります、
サプリメントとレバー
栄養はたくさん取れば健康になれるというものではありません。
健康維持のために必要な量を摂取することが目的です。
そのため、欠乏や過剰摂取が問題になります。
何事も適量であることが大事です。
そして、レバニラなどで十分にビタミンを摂取しているにも関わらず、そこのビタミンAのサプリメントを摂取してしまうと
サプリメントにはかなりの量のビタミンが入っていることが多いので、食事で十分に摂取できている場合には過剰摂取を招くものとして注意しないといけなくなります。
食事で十分な栄養を摂取できた場合には、その日、あるいは数日間サプリメントを摂取しないようにするなどの対応を行って、バランスを取ると良いでしょう。
外食などで、焼肉・焼き鳥のお店にいった場合には諸々の栄養を多く摂取している可能性が高いので、サプリメントはお休みという感じですね。
現代人はそうそう栄養の不足状態にはならないので、食事状況によってはサプリメントをやめてみることなども検討できると思います。
アスリートやモデルの食生活や使用しているサプリメントは参考にして自分でもやりたくなりますが、そもそも、そういった方々は過酷なトレーニングや生活をしているので、一般人である僕たちがマネするとあらぬ不健康を招く危険性もあるので、他人の食事やサプリメントは参考程度にしておきましょう。