ハロウィンに対する抵抗感がある
僕が小さい頃、ハロウィンなんてイベントは日本にありませんでした。
英語の授業や英語教室では仮装して「トリックオアトリート!」と言ってお菓子をもらう事くらいがあった程度です。
それが今ではみんなが知っているイベントに変わっていますし
仮装大会だし、カボチャの料理やデザートを食べ、お菓子を配る「お祭り」となっています。
いきなりですが僕はこの手のものに対して商売の気配ばかりを感じてしまい、少し身を引いてしまい楽しめないという性格の持ち主です。
ハロウィンで言えば
元々日本でいうお盆のようなものだったはずなのに日本ではそんな名残は1ミリもないし
仮装道具やお菓子屋さんが繁盛するために盛り上げ定着させた感覚がどうしても頭から離れません。
個人的に「トリックオアトリート!」と言ってくる子供に笑顔でお菓子を渡す事はできます。
これには本来の意味合いも残っているので
でも!
大人が仮装大会しているのは、なんとも言えない薄ら笑いでしか受け止める事ができません。
狭量なのです。
ハロウィンは都合が良い
一方でハロウィンの都合の良さは栄養士である僕自身も身に染みています。
秋と言う季節は
読書の秋を筆頭に〇〇の秋と言っておけばなんでも当てはまるくらいに何をするにも良い時期です。
一方で、冬であればクリスマスにお正月、バレンタインにホワイトデーとイベントが目白押しで、食事のメニューなどもそれらをなぞれば「季節感がある」と胸を張れたりします。
秋は旬の食材は多いけれど、イベントメニューとするほどの行事はない
そこでハロウィン
カボチャを使った料理やデザートを出していれば、イベント感を手軽に出せます。
秋に大きなイベントがなかったからこそハロウィンが定着したと思っています。
春にも同じことが言え、こちらはイースターを定着させようとマスコミなどがんばっていますけど、こちらは食べ物との結びつきが微妙(卵食べちゃって良いのかなど何とも言えない感覚)なのでいまいちの定着度となっています(個人的感想)
この後冬に備えるクリスマスのプレゼントなどはきちんとサンタに結びついていたりと、最初の由来を残してのものだったので、個人的には良いイベントだと思います。
やっぱり無理やり感が受け入れられないのでしょう。