歯医者で歯石除去と食いしばりについて聞きました
定期的に歯科医で検診を受けているのですが、今回はかなり色々な話を聞くことができました。
そんな中で覚えている点をいくつか書いていこうと思います。
今年になって通うようになった(まだ3回しか行ってませんが)歯医者なのですが、いつも細かく説明してくれてとても勉強になります。
歯石除去は削っているわけではない
検診した後にはクリーニングもしてもらうのですが、歯石をガリガリドリルっぽいもので削られている印象があります。
でも、実際には削っていなくて、歯石を弾き飛ばしているという感じだそうです。
それを証明するために「舌に当ててみるよ~」と試してみると、くすぐったい感じがするだけで
「これで歯石が取れるの?」というくらいの感覚でした。
「ドリルなら下に穴開くでしょ?」というやりとりをしました。
歯石を取ると、歯石がなくなった分、歯が細くなったように見えるので
削ったと勘違いする人は多いそうです。(僕もそう思ってました)
そのため、歯医者から帰って痛みがあったり、水がしみたりすると
「削られたせいだ!」というクレームが来ることが多いそうです。
でも本当は削ってなんかいなくて、しみたりするのも歯石に覆われた部分が表出するので、一時的に敏感になったりすることによるもので、多くが2~3日で収まるのだそうです。
「この問題は、歯医者の説明不足によるものなんだけどね」と言っていましたが、大変な経験は色々としているのだそうです。
実際に歯石取りは削るではなく、はじくという感じだとか。
食いしばりの影響
それまでに通っていた歯医者にも言われたことがあるのですが、僕は無意識に食いしばる傾向があるのだそうです。
口腔内の下あご部分を見れば分かるらしく、僕は結構な食いしばりをする人に分類されるらしいです。
この影響はそのうち出ることが想定されるそうで
歯が埋まってしまい、しみたりと痛みにつながることが考えられるそうです。
痛みが出るほどになるのはそれなりの未来の話だそうなのですが、今のうちからできる対応として
マウスピースが手軽だけど、と提案を受けました。
2回の通院で出来るし、3,000円程度で大丈夫だとか。
実際、緊張の強い場面や寝ている間などに食いしばっている(食いしばっていた)と感じることはたびたびありました。
特に寝起きにアゴが疲れていて、食いしばっていたんだな、と何となく感じたり・・・
気づいていないところでもかなりやっているでしょうから、積み重ねというのは怖いものだし、意識するにしても日中はともかく寝ている間は無理でしょうから、次の通院時にはマウスピースの作成を頼もうと思っています。(マウスピースというものに興味があったということもあります)
若いうちから歯を大事にする利点
若い(僕はもう若いという年齢でもありませんが)うちから歯科に通って自分の歯の状態などを知っておくことがどうして重要かという点も今回聞いてきました。
その答えは、高齢になってから大きな問題を抱えた歯などを治療すると、高額の治療費になってしまうこと(インプラントだと数十万から数百万ということも)、それに対して若い頃なら何十年も付き合う歯なので出せた金額だとしても、高齢になってくると躊躇してしまい、悪い状態をそのまま放置することになる傾向があるからだそうです。
ここはもちろんそれぞれの歯医者によって様々な考え方がありそうですが。
僕の歯も食いしばりによって少し短くなっているそうです。
まだまだ自前の歯にはがんばってもらわないといけないので、大事にしていきたいところです。