精神的に追い込まれると判断を間違えやすい

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ストレス

仕事は余裕を持って取り組みたい

栄養士は職場において少人数で働くことが多く、僕のように施設に一人だけというケースも多くあります。

そうなると決断も責任も一人にのしかかって来るので非常にストレスを多く抱えて仕事をする場面も多くあります。

 

更に真面目な性格の人になると、それらを抱え込んで悩んでしまい、精神的にゆとりのない状態で日々の仕事をこなすという事も起こります。

僕の前任に当る人がこの傾向があったようで

最も責任を問われる「食事場面における事故」を防止しようと1人であれこれがんばり過ぎてしまい、かなり余裕のない精神状況になっていた様子が仕事のあちこちから感じられます。

こうなった場合に起こり得る思考などについて少し触れていきたいと思います。

 

 

どういった場合にゆとりをなくすのか

まず、どういった状況で心のゆとりをなくしやすいかという点から

 

僕も経験したことがあるのですが

上司のタイプによるもの

上司が責任を取る事から逃げる人の場合、食事の場面で何かあると「栄養士の管轄だろ!」と責任を投げてきます。

こういった人と仕事をするとこちらも変な責任を負わされるとたまったものではないので、仕事の進め方も「問題さえ起らなければ良い」という方向に流れるのは仕方のない事です。(これが前任者の例)

この場合の問題点は、目先の問題が起こらなければなんでも良いという方向に流れてしまう為、大体サービスの質が低下するので、食事を食べる人たちに取って不利益があるというものに尽きます。

 

この責任から逃げる上司にもいくつかパターンがあります。

  • 無責任な人
  • プライドが高すぎる人
  • 他人の目が気になり過ぎる人

僕が一番しんどかったのは②と③を併せ持った人と仕事した際ですね

自分の責任と認められないのでこちらのミスだけでなく、他のミスまでも押し付けようとしてきて揉めたことがありました。(なぜ責任を取れないのにそういったポストになってしまうのか)

 

 

仕事量の過多

仕事に追われると余裕がなくなるので判断を間違えやすくなります。

かといって人数に余裕があるわけでもない職場ではこれがなかなか難しいので、余裕がある時に前もってこなしておける仕事はどれかということを考えて、あらかじめ片づける癖をつけると良いと思います。

 

あとは仕事の優先順位をはっきりさせることで、急ぐもの、今でなくても良いものを洗い出し、急がなくて良いものは明日の自分に任せるくらいの感覚でいるのもアリです。

明日の自分が忙しくなる可能性もありますが、そこはきっと明日の自分が上手くやってくれるでしょう。

  

人間関係によるもの

この後に書いていきますが、他職種と円滑なコミュニケーションが取れることが重要です。

1人で抱え込んでいるとストレスは溜まる一方だし、何かあった時になぜそうなったのかという事を理解してくれる人もいなくなってしまいます。

きちんと情報を共有して、いざという時に味方になってくれる人を作っておきましょう。

 

専門職ほど周囲と連携を取る意識を

最初に書いたように僕は障害者福祉施設で栄養士として働いています。

そこそこの規模なのに管理栄養士1名というのが決まった配置になっていて、一人孤独に仕事をしています。

その中で一番意識しているのは自分の動きが他の職種にも分かるように周知して、共有を計っておくという事です。

 

栄養士は専門職なので、食事に関してなどの決定権が多く与えられています。

でも、それらを栄養士の独断で変更する事などを避けています。

よく言えば情報の共有化、悪く言えば責任を一人で背負うことから逃げています。

というのも、僕の前任者はある事故があり、その責任は栄養士にはないものなのに、そこに至るまでの栄養士の動きや経緯などを知る他の職員がいなかったので、結局強く反論できずに悪者扱いされてしまうことがありました。

こういった問題の再発を防止するためです。 

 

情報はとにかく共有する

栄養士が一人なので、ついつい自由に動いてしまいがちですが

毎日の打ち合わせの場面などでは、きちんとその日の動きとその目的を伝えるようにしています。

栄養士が何のためにそこにいるのかなどをきちんと認識してもらうことで ただ暇そうにふらふらしているわけではないことを理解してもらうことが重要です。

 

そしてグループごとに仕事を行うことが多い福祉施設では、グループごとに食事への考え方などに相違があることも少なくないので、「どこがどのように考えているのか」というのも僕の頭の中だけの情報ではなく、共有する場を設けるようにしました。

 

そして、食事や健康に関する疑問や問題点を栄養士に相談に来てくれることも多くあるのですが、即答は控えて、看護師などと検討してから返事を返すようにしています。

これは食事を変えると服薬などとの兼ね合いから問題になることなどがあり、そういった部分の情報交換が上手くいかないことがお互いの不信感などにつながることもあると経験してきているためです。

 

そして、栄養士と看護師との話し合いの中で更なる問題点などが出てきた時にはもっと上の人などに相談するという方法を取って、問題のサイズ感に合わせて対応に当たる範囲を拡大していきます。

色々な問題があるのに栄養士だけ、あるいは栄養士と看護師だけで決めごとを作ってしまうと、何かあった時にも他の人たちは「知らなかった」という状態になります。

細かい点などはそれでも良いのですが、みんなが知っておいた方が良い事はきちんとみんなで知る事ができる機会を作るというのが最近の僕のやり方です。

 

一つの問題でも見る方向が変われば、アプローチが違ったり、更なる問題が見えたりする場合があります。

1人で分かったつもりになって行動してしまうのは怖い事なので、相談・確認くらいは気軽にできる他職種との連携は作っておきたいところです

 。

上司に責任をなすりつけられるようにしておく

言葉は悪いですが、

  • きちんと報告しておきましたよね
  • 知っていましたよね

この2つのフレーズがいつでも言える状況を作っておきます。

 

何かあっても大事になるという事はないのであれば口頭での報告でも良いでしょう。

ですが、個人的には書面にしてサインなりなんなりをもらっておくことを推奨します。

 

人によっては事前に聞いていても、大事になってくると「知らなかった」と噓をつくこともあります。

そういった際に日付とサインの揃った書類を手元に置いておけば、この手のトラブルを簡単に避ける事ができます。

特に最近はパソコンで仕事をすることもありますが、福祉レベルのソフトは誰でも情報を書き換える事ができるものがほとんどなので信用していません。

実際、行政が入る前に情報の隠蔽や改ざんが行われているケースはいくらでも耳に入ってきます。

きちんと自分の手元に残る方法を採用しましょう。

こういった問題はアナログな方法の方が有効なのは皮肉ですね。

 

途中から自己防衛の手段になってしまいましたが、ストレスと戦うには自分の安全を確保する事も大事なので一緒にまとめてみました。