栄養計算は正しく行いたい

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食事のエネルギー

カロリーの数値が正しくない事もある

僕が現在の現場に異動してきて1ヶ月と少し経過しました。

内情が分かるにつれて問題点も発見し、今はそれらの問題点についてどうアプローチしていくかに頭を悩ませています。

 

その中で最も手強いと感じているのが

今まで行われていた栄養計算が正しくない事

プラス

提供されていたエネルギー量が少なかったという事

 

栄養計算が正しくないというと語弊もあるのですが

ごはんの提供量が違うまま数年提供されていました。

精白米100gでの計算がされていましたが、実際に提供されているごはんは200g

精白米を炊くと2.2倍から2.3倍になるので、精白米100gで計算したいなら少なくともごはん220gはないといけないのですが、ごはんの提供量は200g(施設としては結構多い量だと思います)なのに頑なに栄養計算上は精白米100gを譲らないという感じに。

毎食20gというと微々たるものという印象になりますが、塵も積もれば山となるという言葉にもあるように不都合が生じています。

 

どうしてこういったことが起こっていたかというと

1日2,000㎉という、前任者自身が定めた数字を維持したかった為だと思います。

予想なのは前任者が急に辞めてしまったから確認の手段がもうない為です。

まぁ、あっても確認しないですが。

 

話を戻して、エネルギーを維持したいのに物価高騰などで、維持が難しくなった。

でも、下手に提供するエネルギーを下げると何かあった時に面倒だ

だから書面上だけでも満たしておきたいという栄養士のエゴというか世間的な体面を保つためだけのために行われた仕事・・・

そのため、実際に提供されているエネルギーは書面上のものよりも低くなっています。

たまにならあっても大したダメージにはならないのですが、毎日3食の積み重ねとなると、実はボディーブローのようにダメージは蓄積していきます。

 

実際、僕が今いる施設は体重が痩せ気味の方が増えています。

この原因の一端はこういったところにあると思っています。

そして、実際に提供されているエネルギーの設定について、2,000㎉ではそもそも足りなかったこともあると思います。

 

痩せてる人が多くなっているけど、食材費なども高騰しているし、簡単に提供する食事のエネルギーを多くすることも難しい・・・

だから色々な数字を誤魔化してきた結果の問題点がすべて丸投げされて僕の目の前に今横たわっています・・・・さすがに「こんなの初めて」という状況。

 

問題点は

2,000㎉の提供をしているつもりだったが、実際にはそこに至っていなかった

そもそも2,000㎉でも足りなかった可能性が高い

このダブルパンチ

 

修正について

今は取り合えず、現在手の出せるところから修正を行っています。

①正直に計算し直した数値を出し

②食材の選定などで雀の涙程度のエネルギー量を増やし

③食材費の予算拡大を本部に投げかけています。

 

できることからやって、冬くらいには現在よりも設定を上げた基準でキチンと食事提供を行い、食べている人達の健康増進につなげていきたい。

現場は委託業者が調理を行っているのですが、いきなり栄養士が変わって、いきなり多くの注文を出してきたという思わず同情してしまう状況にも関わらず、こちらのやり方に理解を示して、協力してくれています。

こういった方々の協力を無駄にしないためにも、仕組みから変えていきたいと思います。