花粉症の舌下線治療
僕は個人的に新しめの治療法などに興味が強い方で
これまでも
鼻粘膜のラジオ波
レーシック
など受けてきました。
そんな中、数年前から通っていてラジオ波治療もしてくれた耳鼻科の医師から
スギ花粉シーズン中に「落ち着いたら舌下免疫治療受けてみる?」という打診を受け、資料もくれたので読んだり、調べたりしてこの度治療開始をすることにしました。
舌下免疫治療とは
舌下免疫治療を簡単に言うと
スギ花粉の含まれている薬を舌の下に入れて舐めるという行為をすることで
アレルゲンに対して免疫をつけることができ、症状が良くなったり完治する事ができるという治療方法です。
ただ、臨床検査などで20%の方には効果が見られなかったということで、それを承知で行う必要があります。
逆にいうと8割のケースでは改善あるいは完治できているということになるので、期待値は高いと個人的には考えています。
やり方・実施方法
舌下免疫治療という仰々しい名前からどんなことをするのかと最初は身構えたのですが、やること自体はすごくシンプルで
口の中で溶ける薬を舌の下に入れて1分くらい舐め、その後飲み込むというだけ
しかも1日1回
僕は朝を推奨されたので、起きてすぐにこれを行っています。
眠気が覚めてきた頃にはすべて終了する手軽さ。
ただ、その後5分は飲食しないように言われているので、朝の生活リズムは少し変わりました。
注意点
服用前後2時間は飲酒・入浴・激しい運動を避ける必要があります。
血行が良くなりすぎると良くない(副作用が出やすくなると説明を受けました。
このため、耳鼻科では朝の服薬を勧めているそうです。
子供も服用できるそうですが、朝からの体育の授業などで副作用が出て困ったという話は今のところでていないそうです。
でも医師としては「だから良いよ」とは言えないそうです。
あと個人的にこの治療を始めるか悩んだ点を2つ紹介します。
・長期になる
3~5年くらいかかることを頭に入れておかないといけないそうです。
人によっては次のスギ花粉のシーズンから効果は感じられるそうなので、個人的には来年を楽しみにいていますが。
そうなると毎月通院して薬をもらう必要のある治療法なので、通院費と時間の捻出は課題になります。
僕の場合職場のすぐそばの耳鼻科で実施でき、仕事帰りに立ち寄れるという環境が実施に踏み出すうえで最も重要でした。
・お金もかかる
お金は月4,000円くらい見ておけばと言われましたが、これは何とかひねり出せる金額ではありますが、毎月で数年と考えると安くもないので難しいところです。
あとは、すでに書いたように必ず良くなるというわけではないので、投資というかギャンブルというか、そういった部分をどう考えるのかが大きいと思います。
僕のように興味本位で行うのでない場合は特に。
今後は
僕の場合はスギ・イネ・ヒノキ・ハウスダストでそれぞれ軽めの症状があることが検査で分かっています。
今回はスギ花粉に対応した舌下免疫治療を受けましたが、その他のアレルギーと共に症状がどうなったか、服薬を続けて何か変化があるのかをたまに書いていこうと思います。
少なくとも来年のスギ花粉のシーズンには経過を書きはず。