嘘ではないけど微妙な表現に注意が必要
最近は食品に限らず、商品を売るために規制のギリギリを狙った広告の仕方をしていたり、こちらの勘違いを利用しようとする意図が伺える表現をしているものが増えていると感じます。
そういった商品について
なにかおかしいと感じたり、そういう表現をするんだなと分析できるようになるのは大切です。
僕がつい先日購入したプロテインバー(半額に釣られた)
パッケージの裏側を見ると
たんぱく質はホエイプロテインと大豆プロテインだと説明が書かれていました。
で、原材料を見てみると
ホエイは確かにそのまま入っているけれど、大豆プロテインの表記はない
それっぽいのは大豆パフだけ
大豆を一度粉にして作るから大豆プロテインと言えばそうなのかも・・
不思議に思ってネットで「大豆パフ」と調べるとプロテインだと言って販売しているものがわんさあでてきます。
実はプロテインって、日本語に直訳するとたんぱく質なので、嘘ではないんですよね
ただ、僕らの中でプロテインと言えば、粉を水や牛乳に溶かして飲むものという印象も強い
そしてプロテインバーはたんぱく質さえ摂取できれば、という側面もある
嘘じゃないし、騙してもいない
今回、この商品を購入した僕のニーズには答えているわけですし、全く問題ありません。
ただ、こういった定義の曖昧なもの
あるいは異なる解釈のできるものについては、悪意を持って販売しているメーカーもあります。
以前の記事で
など、悪用しようと思えばできてしまう現状についてお知らせしてきていますが、最終的には消費者のニーズに答えていれば良いのでしょうし、ニーズに答えていない場合にはこちらからすると「嘘」ということになります。
怪しい売り文句はネットに多い
こういったちょっと怪しい表現はネットに多く感じます。
というのも、ネット通販では実物を手に取って見てもらえないので、どうしても文字の情報に頼らざるを得ないからです。
電化製品なら、使っている様子を動画で流すなども効果的ですが、食品だと味など伝えることが難しいですし、健康食品での効果なども「個人の感想であり~」と書かないと薬事法などとの兼ね合いでNGになるため、動画で上手く購買意欲を上げるのが困難であるためです。
もちろんたくさんの言葉で消費者側のことを考えてメッセージを発信してくれているところもありますが、同程度に売れれば良いという感じに耳障りの良い言葉を並べているところもあります。
材料や栄養成分など、公正な情報を読み取って購入することが大事であることが再認識できます。