高たんぱく質のお菓子がたくさんある
最近はお菓子の中でも「たんぱく質を含む」「高たんぱく質」という言葉が多くなってきています。
ただ、たんぱく質をウリにしている商品にも色々なものがあります。
今回は簡単にそれらを説明していきます。
たんぱく質がなぜ必要か
これだけたんぱく質をウリにしている商品が増えると
日本人にはよほどたんぱく質が足りていないのではないかと考えてしまいますが、実際には普通に生きていく分にはそれほど不足の傾向などは見られません。
ただ、運動を習慣的に行っている人については意識的に肉・魚・豆類などを摂取して多めのたんぱく質を取った方が運動の効果がでやすくなります。
運動習慣に関係のないところでは、高齢の方ほどたんぱく質が足りない傾向があり、たんぱく質はきんにくの材料なので、筋肉が不足するということも起こり、足腰の弱まる原因のひとつとなっています。
これおフレイルと呼び、厚生労働省でも注意喚起を行っています。
たんぱく質を含むおやつの登場
そんな中で登場したのがたんぱく質を含むお菓子です。
最近は糖質を嫌う方が増えたことなどもたんぱく質含有お菓子にとっては追風となりました。
イメージとしては健康的だというものを植え付けることに成功しています。
ただ、注意すべきは
たんぱく質を含んでいるからと言って、糖質や脂質、エネルギーが低いということにはならないので、たんぱく質は摂取できるけれども、そこら辺のお菓子よりも高糖質、高エネルギーで、自分のイメージとは異なっているものを知らないうちに食べていることもあるという点です。
チョコレートがたっぷりとかかったものなどは要注意。
さらに言うと、こういったたんぱく質を含むお菓子が画期的かというと実はそうでもなくて、昔からある駄菓子などでも魚のすり身を使用したものなどはそれなりのたんぱく質を含んでいたりします。
要はたんぱく質を広告的に使用しているか否かという違いだけです。
昔は「たんぱく質を含んでいます」と言っても「なにそれ?」という感じで終わったでしょうし(笑)
たんぱく質を含むお菓子には何が入っている?
では、一体何が入る事でこういったお菓子はたんぱく質を得ているのでしょうか?
これは色々なパターンがあります。
- 大豆を使用している
- 乳製品を使用している
例えば上記2種類でも
大豆をそのまま(パウダーなどで)使用したり、おからとして使ったりしますし
乳製品もホエイなどプロテインの材料となるものをそのまま使用するものまであります。
コラーゲンもたんぱく質の一種なので、こういったもので商品中のたんぱく質の量を盛っていることもあります。
購入する前に
栄養成分の表示と原材料をしっかりと確認して、自分のイメージに合ったものをかどうか確かめてから購入する癖をつけましょう。
隣のスナック菓子よりも糖質と脂質が多かった・・なんて後で気が付いたら後悔しかないですからね。