大豆・大豆製品と認知症は関連性がない

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大豆

大豆・大豆製品と認知症は関連性が認められない

さて、今回タイトルにわざわざ「関連性が無い」というものを書くことになったのかというと

最近のニュースでイソフラボンの摂取量が多くなると認知症のリスクが高まるというものが出ました。

  

イソフラボンと言えば大豆、では大豆の摂取が多くなると認知症になりやすくなるのではないか?

という点についてそうではない、という事だけを書いておきたかったからです。

 

イソフラボンの摂取で認知機能障害リスクが上がる、という研究については実際に行われ、その通りの結果が出ています。

一方で、大豆そのものや大豆製品(醤油・味噌・納豆・豆腐など)の摂取量増加による認知機能障害リスクの上昇はないと同じ研究で触れられています。

 

つまり、私たちが食事などから普通に摂取している食品としての大豆や大豆製品の過剰摂取によって認知機能に問題が出るということはないということです。

 

同様の研究でも結果はマチマチ

さらに付け加えると、今までにも同様の研究は行われていますが。

大豆や大豆製品と認知機能との関連性が認められたというケースはありませんし、中には今回関連性が認められたイソフラボンですら認知機能と関連性がないとする結果の出たものもあります。

 

そのため、現在この部分について断定できるものはほとんどないというのが実情です。

 

今回はイソフラボンと聞いて大豆や大豆製品を積極的に食べている方が誤解しないように少し書いてみました。