食生活の偏りはスマホで撮影すれば分かる
食生活の乱れやダイエットしたい時の参考に
食べるものを撮影しておくという方法は非常におススメです。
方法は簡単で、食事を食べる前にテーブルに並べてスマホで撮影しておくだけです。
それを保存しておいて、一定期間したら撮影したものを並べてみます。
並べるのはディスプレイ上でも、プリントアウトしたものでも良いでしょう。
すると、その時には気が付かなかった自分の食事やそれを選ぶときの癖や傾向が見えてきます。
実はこの方法は昔からレコーディングダイエットなどの名称で取り組まれることがあったものです。
方法は紙に食べたものを記載していくというものでした。
ただ、文字にするだけだといまいちピンと来ないので、やったけど特に効果を得られなかったという事も多い方法でした。
写真だと量や使用されている食材まではっきりと分かる上に、並べた時に特徴が出やすいので、明らかに方法は同じでも得られる情報量などが増えているので効果もグッと上がっていると感じます。
毎日の食事には特徴が出る
食事を
- 自分で調理する
- 自分で(惣菜や弁当を)買ってくる
- 外食でメニュー選択する
こういった場合に何を基準にしてそれを食べる事にしたのか、という選択には
意識的にしている部分
無意識の部分があります。
例えば、僕は肉や魚など、たんぱく質の摂取源となる主菜に重点を置いていて、副菜は野菜が数点使用されているものが少量あれば良いという形を意識していることが多いです。
一方、撮影を繰り返すと見えてくる部分に
同じたんぱく源となりうる豆類の摂取はかなり少ない(納豆食べる日は除く
野菜類のレパートリーが少なく、いつも似たような野菜になりがち
などがありました。
特に副菜にはあまり意識が向かないようで、気を抜くと野菜の摂取量自体が少ないという事にもなりかねないくらいです。
特徴が分かれば対策は簡単
僕の場合は、副菜への意識を高める、野菜の摂取量を増やすという事に取り組むようになりました。
冷蔵庫にはいつでも納豆も入っています。(習慣的に食べるかは別の話ですが)
元々意識できていたところは問題ないので、こういった課題となる点に対して取り組んでいけば食事のバランスは自然と良くなっていきます。
ダイエットにも利用できる方法
この方法はダイエットにも非常に効果的です。
自分が何を食べているのか、あるいは何を食べていなのか
簡単にはいかない場合もありますが、太る原因が分かりさえすればそれに対策を取っていけば良いという点ではバランス良い食事を目指す場合とやり方は変わりません。
アスリートも利用できる
運動している人でも問題点を感じていれば、食事の見直しなどに使うこともできます。
例えばサッカー選手で、試合の後半からパフォーマンスが落ちるという課題がある場合には
糖質の摂取量は確保されているか、という点をメインにしながら食事を見つめなおすこともあります。
本番になると調子が悪いという場合も
本番前日の食事傾向などを並べていくことで課題が発見されることもあります。
このように食事が関わる課題を発見するためには、スマホなどで食事を撮影しておくという方法はとても有意義なものになります。