辛くなり過ぎた麻婆豆腐を食べやすくする方法
先日僕が作った麻婆豆腐が給食で出すには本格的過ぎる辛さになってしまい、急遽手直しをするということがありました。
今回はどんな風に調整したのかについて書いていきます。
ちなみに時間に余裕があったので、小鍋にいくつか作ってみました。
辛さを抑える工夫 ①砂糖
砂糖の甘さで中和するという作戦
良かった点としては
- 口に入れた瞬間の辛さが少し抑えられた
- 砂糖によるコクが出た
- 見た目の変化は無し
イマイチな点として
- 根本的な辛さはほとんど変わらない
こんな感じになりました。
辛さがどうこうという点での変化は少なくて、単純においしくなったな、という印象でした。
辛さを抑える工夫 ②牛乳
次に辛さを抑えると言えば牛乳だ!ということで冷蔵庫にある牛乳を使用してみました。
良かった点としては
- 口当たりが若干マイルドになる
- 辛味も少し抑えられる
- 後味の辛さも減少
イマイチな点として
- 入れすぎると色が変わってしまう
- 液体なのでとろみ具合に影響が出る
こういった点がありました。
大量に入れるには向いていないので、ちょっと辛い時やとろみが固めになった時の調整などには良いのではないかと思います。
辛さを抑える工夫 ③マヨネーズ
ネットなどで卵が良いけど、溶き卵風になってしまうので麻婆豆腐とは違う感じになるという情報を見たので、それなら卵黄ベースで出来ているマヨネーズだ!という勢いで作ってみました。
良かった点としては
- とろみに影響はほとんどない
- 辛さが少し抑えられる
イマイチな点として
- 大量に入れなくても色の変化が激しめ
- 牛乳や砂糖よりも味の特徴があるので辛さだけでなく味に変化が出てしまう。
こういった感じでマヨネーズ自体のとろみ具合で牛乳ほどとろみ具合に変化はないものの、その分酸味や独特の味については反映されてしまうので入れすぎにはやはり注意が必要という感じです。
実際にやってみたのは
では、これだけお試しをした結果、どれを採用したのかというと・・・
すべて入れました!
どれも変化は与えるけれど入れすぎには注意という印象で、それぞれを邪魔する要素は少ないと判断したため、それぞれの良いとこ取りできればという思いでしたが。
結果からすると大成功でした。
でも、根本的に辛くなくなるという事はなくて、元の辛さが100だとすると80くらいになったというところですが、きちんと皆さんに食べてもらえるくらいにはなりましたし、実際に残飯は少なかったです。
もし、家で行う場合には、影響の少ない砂糖から入れて見て、それでもだめならとろみ具合と合わせて牛乳かマヨネーズかを選択して加えると良いのではないかと思います。