YouTubeの健康情報は話半分で

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動画サイト

動画の健康情報はあまり過信しないのが大切

動画で簡単に情報が集まる時代になりました。

最近は文字を読むのも面倒という人もいて、ここのようなブログなどよりも動画の方が好まれる傾向も出て来ました。

 

そんな動画では様々な肩書の人が玉石混合の健康情報を流していますが、それについて信じすぎずに自分でも裏を取って調べるくらいの疑り深さを持った方が安全とも言えます。

なぜか、というとこういった動画である程度嘘の情報を流しても責任を問われにくいという背景と

むしろ責任問題になる=炎上する

これくらいが話題になって再生数が伸びるからと歓迎する動画制作者もいるためです。

 

こういった動画サイトの多くは再生数によってマージンが発生します。

内容うんぬんよりも最終的には「多く再生された動画が正義」なのです。

こういった現状が

  • 正しい情報よりも話題性があるもの
  • 正しくなくても人目を引くもの

こういったコンテンツの大量生産という現状に結びついています。

とはいえ、情報収集の安易さで言えば優れているという面もありますから、実践する前に自分でも情報を集めて・・・などの手順さえ踏めれば有用に使うこともできます。

 

健康情報のアレコレ

動画では例えばこんな健康情報が流れています。

  1. 栄養に関するもの
  2. 食事に関するもの
  3. 病気に関するもの
  4. ケガや痛みを改善する方法

1と2については多少大げさなことがあってもそんなに問題になりませんが

3と4については間違った方法を試してしまうと状態を悪くする可能性があるので自己責任、もしくは医師など専門家の方に確認してから行うことをおすすめします。

質の悪いことに、3と4の情報を求める人ほど困っていることからこういった情報が誤っていたしても飛びついてしまいがちで、あちらもそれを分かっているので、そういった人が飛びつきたくなるようなタイトルとサムネイルを用意して待ち構えています。

あちらとしては動画再生をポチっとしてくれれば良いわけで内容については保証してくれません。

 

この問題の難しい点は相手が医師だったり栄養士だったり整体師だったりと、専門家の肩書を持っている・あるいは名乗っているため信じてしまいそうになる点です。

同じ問題についても正反対のことを言っている専門家も多数存在するので、そちらも探してから両方の意見を合わせて考慮することも大事になってきます。

この辺りの問題は以前にも書いているのでそちらも参考にどうぞ

 

参考にできる情報

こういった動画でも答えがすぐに出るものは嘘をつきにくいので参考にできるものが多い印象です。

例えば料理のレシピや作り方紹介

自分で作ればわかるし、見る人が見ればすぐにおかしい点には気が付くので、こういったものは参考にできると思います。

この手のジャンルの動画制作者は一見さんではなくて自分のファンになってもらって再生数を増やしたいということもあります。

 

病気の改善やケガに対するものなど、結果や成果の見えにくいものには怪しい動画がわんさかあるというのが僕のこれまでの印象です。