プロテイン&コーヒーのメリット
プロテインを割るときに一般的には水か牛乳を使用しますが、コーヒーを使用することによるメリットが大きく、そもそもたんぱく質を多く含むコーヒーを販売する大手チェーンのコンビニなども出てきています。
海外でもインスタなどで流行しているようでプロテインとコーヒーを混ぜ合わせた「プロフィー」なんて単語も出ているようですが、日本で検索すると歯医者さんの道具がズラッとでてきます(笑)
今回はこういったプロテインコーヒー自体やプロテインをコーヒーで割ることのメリットを中心に書いていきます。
プロテインのコーヒー割りのメリット
実際にはプロテインとコーヒーを別々に飲んでも同様の効果を得ることができます。
というのも、そもそもどちらも運動に効果のある部分があり、その組み合わせが評価されているためです。
割らなくてはダメ、というわけではありません。
ただ、別々に飲むと水分の摂取量が多くなりすぎてしまうので、個人的には割って飲んだり、最初からたんぱく質が多くなっているコーヒーを飲むなどした方が良いと感じています。
では、具体的にそれぞれのどんな効果が運動時に良いのかを書いていきます。
血中アミノ酸濃度を高める・保つ
プロテインはたんぱく質そのものです。
たんぱく質は体内でアミノ酸に分解されて吸収されます。
このアミノ酸を摂取しておくことで運動時にもアミノ酸濃度を高めておくことができます。
どうして血中アミノ酸濃度を高めておく必要があるのかというと
人間の体は一定の状態を保つようにできています。
血中アミノ酸濃度が下がってきた場合には、それを補うために筋肉を分解してアミノ酸を作り出します。
そうなるとせっかくの運動で筋肉を少なくするということになってしまいますし、筋肉を増やすという目的がある場合には逆効果という事になってしまいます。
そのため、運動のおよそ1時間くらい前にプロテインを摂取して、血中アミノ酸濃度を高めておくことが推奨されています。
また、運動後はたんぱく質の吸収が高まっているので、運動後にもプロテインを飲んで血中のアミノ酸濃度を上げておくと筋肉を増やしやすくなります。
カフェインの効果を得る
コーヒーに含まれるカフェインには様々な効果があります。
その中で、運動時に有効なのは
- 眠気を覚ます・集中力を高める
- 脂肪燃焼を促す
こういった効果になります。
プロテインと異なる点は運動時のパフォーマンスを上げるという点にメリットが集中している点だと思います。
混ぜ合わせるメリット
さて、ここまでプロテインとコーヒーそれぞのメリットを書いてきましたが、混ぜることでのメリットもあります。
基本的にプロテインは甘めの味付けのものが多くあります。
海外メーカーだと甘くて飲むのが辛いなんてことも・・・
そういった時にはブラックのコーヒーで割れば、その苦みで甘さを相殺してくれるので、美味しく飲むことができます。
僕のおすすめはコーヒー系の味、ミルク系の味、キャラメル系の味のものをブラックコーヒーやエスプレッソで割ることです。
甘さによりますが、カフェオレやコーヒー牛乳くらいの感覚で飲めます。
ブラックだと苦みが・・・という場合にはミルクや砂糖の入ったコーヒーを使うのもアリですが、ブラックがゼロカロリーであるのに対し、それなりのカロリーが追加されてしまうので、個人的なおすすめはブラックコーヒーになります。
このブラックコーヒー、自販機でも必ず売っているので外出先でも非常に簡単に手に入るのもポイントです。
日本は飲み物の中でも特にコーヒー系の売り上げが高く、自販機の一番下の段はかなりの確率でコーヒーに占拠されています。
このため、プロテインをシェイカーに入れて持ち歩くと、あとはどこかでブラックコーヒーを購入して混ぜるだけなので、荷物を減らしたい時や急いでいる時は外で手に入れると割り切るのも案外便利です。
このようにプロテインとコーヒーの組み合わせは効果的にも味の面でも相性が良いので、一度試していただければと思います。
ただ、果物味のプロテインとはコーヒーが合わないので、万能というわけではないとも言えます。