糖質オフクッキーの落とし穴

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クッキー

糖質オフのお菓子などは糖質以外をよく見る

先日長女とスーパーに行って、最近の流行などを探ってきました。

本命は日清食品のカップヌードルプロだったのですが、数件のスーパーを見ても見つからず・・・

たんぱく質15gをどこで確保しているのか材料表記だけだと分からなかったので非常に興味があり、実際食べてみたいと楽しみにしています。

 

そんな中、お菓子の棚を見てみると

  • 糖質オフ
  • オーツ麦使用

このようにパッケージに表記されているクッキーやビスケットが数種類ありました。

健康に配慮している人向けに見えるパッケージングだったので興味深く原材料表記を見てみると

最初に書いてあるのがバター又はマーガリンでした。

糖質を抑える代わりは脂質という感じです。

そうしないとおいしくないのは理解できるところではあるものの

カロリーだけなら小麦粉などを使用している商品の方が低い場合もありましたし。

安い商品はマーガリンをたくさん使っている(原材料は使用料の多いものから記載するルールなので)わけですが、おそらく価格的にトランス脂肪酸への配慮はされていないマーガリンだと予想できます。

体の為を思ってこういった商品を選んだ結果、もっと体に悪いものを食べてしまう可能性を感じて、少し怖いな、と感じました。

やはりパッケージに踊らされずに購入することは大事です。

 

オーツ麦など、健康的な商品を使用していると記載している商品についても同じで、小麦粉であれば原材料の最初に来るくらい多く使うのに、高い他の材料を使うと最初に来るのはバターやマーガリンになっていました。

価格の高いものなので多くは使えない、使うと販売価格を上げないといけないというジレンマもあるのでしょうが、これだと販売ターゲットがこの手の情報に疎い消費者というのが透けて見えてしまうので、僕なら避けます。

実際買って食べてみて軽くレビューしてみようかとも思いましたが、あえてそういったものを食べるという行動に対し心理的にブレーキがかかって購入することすらできませんでした。(いつか勇気が出たらやろうと思ってはいます) 

 

こういった嘘ではないけど、大事なことは言っていない(書いてない)商品があまりにも多くなっています。

今回のような場合であれば、「糖質さえ低くなれば何でも良いのか」など少し考えてから購入する余裕ができればと思います。

 

個人的には糖質制限で痩せるのであればこの手のお菓子自体が購入の選択肢から外れるとは思いますが

なんとなく糖質オフという言葉だけで

  • 糖質制限すると健康になるんでしょ?
  • 糖質制限は痩せるらしい

こういった聞きかじった智識だけで購入してしまうと、販売側の思う壺ということになってしまいます。

 

メーカー批判したいわけではない

もちろん世の中には消費者の事を考えた商品こそが売り上げにつながるという考え方のメーカーもたくさんあります。

一方で商品自体には特に魅力はなく、今回の内容のような謳い文句だけで「売れれば良い」という感覚のメーカーもあります。

 

販売している側は消費者の完全な味方ではないことを理解する。

消費者がきちんとした商品を選択する知識を持つ。

この2つを身に着けることで販売する側に

キャッチコピーだけでは売れないので、商品の中身を良くしなければいけないということを伝えていくことも必要な時代になってしまったのかな、というのが正直な思いです。