果汁が少ないジュースの甘い理由
果物のジュースはオレンジ・りんご・ピーチ・ぶどうやマスカットなど様々なものがあります。
特に100%のものになると、美味しいという理由以外に健康のために飲むという人もいます。
そんな果物のジュース、100%のものは果物そのものの甘さで甘くて美味しいのは分かりますが。その反面、果汁が少ない商品でも一定以上の甘さを感じますし、ものによっては100%のものよりも甘く感じるものもあります。
この理由は一体何でしょうか?
甘さの正体は糖類
果汁100%ではない商品の甘さは糖類によって付け加えられたものです。
糖類も幅広いですが、以前ならば砂糖が多く使用されていて、最近では果糖ブドウ糖溶液がメインとなっています。
果糖は果物に含まれる糖類です。
名前の似ている果糖ブドウ糖溶液は同じように体に悪くない印象があります。
ところが、この果糖ブドウ糖溶液の素になっているのは穀類です。
そして、最近はこの原料となっている糖類が質の悪いものや問題のあるものではないかという点で、避けるべきと唱える専門家も少なくありません。
果糖ブドウ糖溶液の問題点
果糖ブドウ糖溶液は非常に安くなっています。
原料が穀類であることもありますが、他にも理由があると考えられます。
そこが健康上のリスクになるのではないかと考えられています。
一つは非常に悪い質のものが原料になっているのではないかという事。
もう一つは遺伝子組み換え食品の利用がされているだろうという点。
実際、遺伝子組み換えの原料を利用しても果糖ブドウ糖溶液ではそれを記載する義務がありません。
こういった将来的に健康に影響が出るかもしれない原料を使用しているという点で、果糖ブドウ糖溶液は今では甘味料と同等かそれ以上に避けるべきとされています。
ただ、果糖ブドウ糖溶液は私たちの生活にすでにかなり入り込んでいます。
実際にスーパーやコンビニで食品の原材料を見てもかなりの比率で使用されていますし、飲料については甘い場合は概ね使用されていると考えて差し付かえないくらいです。
こういった点に注意しつつ、自分の体に取り入れるものを選択していきましょう。