口内炎はビタミンだけでは治らない
僕も数年に一度口内炎ができます。
そういった時には周りから大体
「ビタミンを摂取した方が良い」
あるいは
「果物を食べると良いと」
というアドバイスを受け取りますが、それだけで治るのかというと実際には他にも気を付けなければいけない点が多くなります。
※今回はアフタ性口内炎という一般的に口内炎と呼ばれる軽傷のものを対象にしています。
他の状態については医師の診断を受けることが最優先となります。
口内炎の症状
一般的な症状は
痛みと違和感です。
これによって自分に口内炎ができていることを自覚します。
状態が悪くなると出血や口臭などにもつながります。
口内炎のできる理由
口内炎の原因ですが、はっきりと分かっていない部分も多くあります。
一般的には以下のものが原因として挙げられます。
- ビタミンや鉄分の不足
- 睡眠不足
- ストレス
- 噛み合わせの悪さ
- 歯ブラシなどでの過剰な刺激
- 唾液の不足などによる口腔内の乾燥
- 口腔内の不衛生
パッと見ると分かるように、ビタミンなどの不足はあくまで口内炎の起こる理由の一つに過ぎず、それだけを改善しても他が手つかずの状態では良くなりません。
実際僕の口内炎の原因は八重歯などで口腔内を傷つけた時に起こることが多く、物理的な刺激が原因という例も多くあります。
口内炎にビタミンと言われる理由
では、どうして口内炎にはビタミンと言われるのでしょうか?
諸説あると思うので、ここからは個人的な予想が多く含まれますが
ビタミンB群の欠乏症上に口内炎がある為だと思います。
昔は野菜や果物を十分に摂取出来ていない人も今よりいたでしょうから、その当時は比較的この理由で口内炎になる人も多く、ビタミンの補給で解決するケースも多かったのではないか、当時の経験が今も残っているのではないかと思っています。
現代はストレスも多く、仕事や遊びで睡眠不足など不規則な生活を送る人も昔より多くなっていますから、こういった部分も口内炎になった際にはケアするべき部分になってきたし、その為現代ではビタミンの補給だけでは口内炎は治りにくくなっているのだと思います。
口内炎を治すためには
結局口内炎になったらどうするのが良いかというと
- 歯磨きをしっかり行う、入れ歯をしている方は洗浄を念入りに行うなどして口の中を清潔にする(うがい薬で消毒などもあり)
- 規則正し生活を意識して、なるべく睡眠時間を確保する
- いつもよりビタミンを意識して野菜や果物を積極的に食べる
手軽にできるところはこんなところで、それでも改善が見られない場合には市販の薬を使ってみたり、病院に行くことをお勧めします。
ストレスについては自分ではコントロールできないことも多いので敢えて省いています。
案外ストレスから逃げようとして逃げられないと、そのこと自体がストレスになってしまうこともあるので、できれば避けるくらいの軽い気持ちの方が良いのではないでしょうか。