日本では貧困である方が肥満リスクが高い

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食べかけのパン

日本は貧困者が肥満になる傾向

日本ではお金に困っている状況の方が痩せではなく、肥満のリスクになることが示唆されています。

これはお金に困った時にどんなものを食べて過ごすのかという点にポイントがあります。

 

劇団員の方やお笑い芸人で売れる前に苦労した人の話などで

パスタを茹でて塩だけで食べた

などのような苦しい時期の食事について話を聞くことがあります。

 

このように困った時には炭水化物を摂取することが多くなります。

その理由としてはシンプルで

糖質(炭水化物)は安い

という点にあります。

パスタ、中華麺(カップ麺)、米、うどん、そば

これらは単品では非常に価格の安い食品となっています。

安いのである程度の量を食べることができますが、摂取できる栄養としてはエネルギーばかりとなり、ビタミンやミネラルについては食べる食材数の少なさも相まって十分な摂取は困難となり、アンバランスになるのは仕方のないところです。

 

外食などでも、安い店は糖質をメインにしているところが多くあり、更に脂質も多くなります。

マクドナルド、牛丼チェーン、立ち食いうどんやそばなどが代表的です。

特にマクドナルドや牛丼はその安さと摂取カロリーの多さが太ることの原因になります。

 

そう考えると本当に困っているというよりも、食事代を安く済ませたいという程度にお金に困っている人が太りやすいと言えるかもしれません。

 

安い価格で多くのエネルギーを摂取できるということは、生きるというだけであれば大きなプラス材料になる場合もあります。

ただ、それがあまりにも習慣的になってしまったり、他とのバランスを欠いてしまうと、そんなに食べてないつもりが太ってしまうという状況を作り出すこともある、というのが今回の話になります。

 

偏りを減らす

糖質(炭水化物)ばかりになってしまうのは良くないですが

金銭的に仕方ないとなれば

お米の次の食事はパスタなどのように、いくつかの種類を用意しておくこで、気休め程度には様々な栄養を摂取することができます。

同じ炭水化物でも、食材によって細かい栄養素は異なるためです。

 

本当に困った時、短期間であればこれでしのげると思いますが、やはり本当は色々な食材を食べるという事に越したことはありません。