ピーマンは赤くなってからの方が栄養が多い

スポンサーリンク
赤ピーマン

赤ピーマンは栄養がたくさん

ピーマンと言えば緑色で苦みがあって、苦手な子供も多い食べ物という印象がありますが、実はこのピーマン、緑になっても収穫しないでいるとオレンジを経て赤色になります。

更に赤くなってからの方が栄養価は高くなっているというおまけつき!

でも、そんな赤いピーマンをスーパーなどで見かけることはほとんどありません。(実際画像検索してもパプリカしか出てこなくて、サムネがパプリカです)

見かけるのは肉厚のパプリカ(パプリカもピーマンの仲間ではありますが)くらいです。

 

今回はそんな赤ピーマンについて簡単に説明していきます。

 

ピーマンは緑でも栄養豊富

ピーマンも他の野菜同様に水分が多い食品なので、一見栄養はそんなに無いよう感じてしまいます。

ところが、分かりやすくビタミンCで例えても

緑ピーマンは真っ赤で栄養豊富に見える(実際多い)トマトより多くのビタミンCを含んでいます。

更にピーマンにはビタミンCを保護するビタミンPが含まれているので、調理をしてもビタミンCが失われにくいというメリットがあります。

このため、レモンと比較してもビタミンCの摂取源として優秀というレベルの強さになります。 

ピーマンは他にもカロテンやビタミンE、食物繊維、カリウムなども多く含む栄養的な価値も高い食品となっています。

 

赤ピーマンはさらにすごい栄養価を持つ

ここまで緑ピーマンでも栄養がすごいと書いてきましたが、赤ピーマンは更にすごい栄養価になっています。

緑ピーマンでも触れたビタミンCについては赤ピーマンにまで成熟すとさらに倍になります。

カロテンは3倍

非常に優秀です。

この優秀さは赤ピーマンとカラフルなパプリカに共通する強みとなっています。

 

味についても緑ピーマンは苦みがありますが、赤くなるにつれて甘味が強くなり、ピーマンの

赤ピーマンを見かけない理由  

これだけ優秀な赤ピーマンをスーパーや八百屋であまり見かけないのはどうしてでしょうか。

これはピーマンと言えば緑というこちらの先入観もあります。

赤ピーマンを並べてもそんなに買う人がいない、需要がないので供給されないといった具合です。

 

そして、赤ピーマンになるまで育てるには緑ピーマンより長い時間がかかります。

それだけの手間暇をかけても売れる、というわけではないので、農家としてもあまり赤になるまでピーマンを育てないという状況になるのは仕方のないところです。

 

まとめ

ピーマンは栄養があり、赤ピーマンは更に栄養価が高い

でも、認識度が低く、育ててもそんなに売れないのでスーパーなどで見かけない

こういった感じです。

 

パプリカであればスーパーでも手軽に購入できるので、使いたい場合にはそちらで代用というのが現実的となっています。