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プロテイン購入時に気を付ける事
プロテインを購入しようと思っても、日本のメーカーでさえかなりの数があり、さらに安さで調べると海外メーカーも視野に入ってきたりと、選ぶのに一苦労です。
僕もこれまでにかなりのメーカーの商品を使ってきましたが、最終的にはお気に入りのいくつかのメーカーで回すという形に現在は落ち着いています。
今回は特にプロテイン初心者がどんな点に気を付けて購入すると良いのかを簡単に書いていきます。
どうしてプロテインを購入するのか
プロテインを購入しようという人は
- 運動をしている人
- 健康に気を付けている人
このいずれかに該当すると思います。
運動してない上に、健康に無関心であれば、あえてお金を出してまでプロテインの購入をするということは不自然だからです。
さらにそういった人たちがプロテインを購入する目的としては
- たんぱく質の摂取量を増やしたい
筋肉を増やしたいのか、健康的になりたいのかはともかく
プロテイン=たんぱく質なのでこの目的になるというのは実は忘れてはいけない条件になります。
案外色んなプロテインを眺めているとこの部分が忘れがちになってしまうので最初に書いてみました。
重要なのは価格とたんぱく質量
最重要なのは価格です。
お金に糸目をつけないのであれば、ツナ缶などを食べる方が個人的な経験上筋肉がつきます。
ただ、ツナ缶(特に脂質の少ないもの)を毎日何缶も食べると食費がすごいことになります。
そういった点でプロテインを購入するというのが最も購入理由としては多いのではないでしょうか。
価格が問題ではないケースとしては、あまり量を食べることができないがたんぱく質は今以上に摂取指定という場合に、食間に利用するということもありますが、その場合はそんなにどのプロテインを選ぶかにこだわる必要がないので、今回は除外していきます。
さて、価格の次に大事なのはたんぱく質量としましたが、この二つは組み合わせて考える必要があります。
というのも
1㎏で3000円のプロテインAと1㎏で6000円のプロテインB
普通に考えればAの方が半分の価格で買えるので、倍お得という印象になります。
ところが、一回30gのたんぱく質を摂取するのに(僕の一回の摂取量に合わせた数字です)プロテインAは60gを溶かして飲む必要があり、プロテインBは30gを見ずに溶かせば良いとなるとどうでしょう?
一回分の値段としては実はこのプロテインAとBに差がないということになります。
一回量が少ない方が水分に溶かしやすい、家に置く際にかさばりにくことや持ち運びやすいなどのメリットがあることを考えると、むしろプロテインBの方がお得かもしれないくらいです。
このように、同量のたんぱく質を摂取するのにいくらの金額になるのかという点について計算して購入する必要があります。
付加価値と捉えるか余計なものと捉えるか
ちなみに、プロテインの中にはビタミンやミネラル、その他栄養を添加してあるものもあります。
個人的にはプロテインの摂取はたんぱく質の摂取が目的なのでこういったものは余計なものだと判断して含まれていないものを購入しています。
マルチビタミン・ミネラルは単体で安く買えますし。
でも、そういった複数のサプリメントの購入や飲み分けが面倒だと感じる場合にはこういった商品を購入するのも無しではありません。
ただ、個人的にはビタミンやミネラルを添加したプロテインは本格的なものが少ないという印象なので、添加されているとしたら他のもの、グルタミンなど筋トレをする人にとって効果的なものが添加されているものの方が良いでしょう。
ちなみに「プロテイン おすすめ」で検索すると出てくるHPの中にはこういった何か添加されているものを過剰にプラス評価しているところがあるので、注意が必要です。
有名メーカーは高価な傾向がある
ザバスやウイダーと言った、プロテインを知らない人にも良く知られるメーカーの商品は基本的に高いです。
そして、筋トレを習慣にしている人でこういったメーカーを使用している人にはまず会いません。
それは安価であるものを探すと、こういった商品はまず最初に除外されるからです。
高いからと言って特別高性能ということもないですし。
安かろう悪かろうなんて言葉がありますが、プロテインは安いけれどきちんとしたものが数多くあるので、下調べをして購入するべきものと言えます。
ちなみに僕が使っているメーカーは
- バルクスポーツ
- マイプロテイン
- エクスプロージョン
- ビーレジェンド
この辺りで気分屋目的に合わせて購入しています。
マイプロテインはセールを利用すれば価格は他の追随を許さないのですが、海外メーカーなので急いで手に入れたい時などは不向きで、チャックの甘さなどは日本メーカーと比較すると気になるところです。
他3社は日本のメーカーなので、こういった点で安心感がありますし。価格もかなり抑えられているので誰にでもおすすめできます。
あまり無名のメーカーなども、それはそれで怖いので。
メーカーが違えば同じ味でも甘さなどが異なるので、値段と味のバランスで選んでも良いでしょう。
プロテインを飲むのが苦痛だと続けるのが難しいので。
ジュニアプロテインは不必要なもの
大手メーカーはジュニアプロテインなるものを販売しています。
しかし、元々プロテインは食品由来のたんぱく質なので、大人用と子供用なんてくくりはないものです。
大人用ステーキ、大人用ヨーグルト、大人用大豆なんて実際見かけたことのある人はいないでしょう・
では、どうしてジュニア用という商品があるのかというと。
こういった商品について良く分からない人に、子供用があると思わせて割高で購入してもらうためです。(ちょっと意地の悪い言い方)
実際こういった商品は一回当たりのたんぱく質摂取量が少なくなっています。
その代わりにビタミンやミネラルを添加してあります。
ここまでに書いた通り、ビタミンとミネラルなら安価でサプリメントがいくらでもあるので、プロテインに入っていることは大したメリットでもありません。
こういった商品は単純に付加価値を付ければ売れるだろうという悪意を感じます。
更に、子供でプロテインを求めるという場合、かなりの運動をしているでしょうから、実際にはこの手のプロテインで摂取できるたんぱく質量では食事をかなりしっかり食べられるのでない限り補助としても物足りないでしょう。
こういった点からも、個人的には子供だろうと大人用(普通)のプロテインを購入して、気になるようなら量で調整するという方が価格的にも安く済むと思いますし、あえてジュニア用のプロテインを購入するという理由は特にないと思っています。
まとめ
プロテインを購入する際、特にトレーニングを始めたばかりという方はたんぱく質量を多く取れて安価な商品を選ぶ、余計なものが入っているものは避ける。
トレーニングを続けて、興味を持って色々調べていくと自分に何が必要かなど分かってくるので、そこで様々なサプリメントを試しながら、トレーニング効果が最大限になりそうなものを探してく・・・
そして、そういった自分に必要な組み合わせを見つけるのもプロテインやサプリメント選びの楽しいところです。
様々な栄養などが添加されている商品については自分に必要なものが運よく組み合わされていた場合には選選択肢に入ってきますが、無理に買うことはないというのが個人的な意見です。