きゅうりは実は様々な栄養を含む野菜
きゅうりと言えば栄養のない野菜として有名です。
その理由として「ギネスブックにそう載っている」という話は聞いたことのある人も多いのではないでしょうか?
ですが、実際には栄養がないどころか食べることで有用な成分を摂取することもできます。
では、
- どうして栄養がないと誤解されるようになったのか?
- 実際にはどんな栄養を含んでいるのか?
この2点について書いていきます。
どうしてきゅうりは栄養がないと誤解されたか
きゅうりには栄養がないという場合の多くは
ギネスにそう載っているんでしょ?という話の流れがあります。
ところがこのギネスブックがすべての誤解のはじまりで
きゅうりは確かにギネスブックに載っているが、その内容は
最もカロリーの低い果物というものです。(100gあたり14㎉)
日本だと野菜だと言われているきゅうりですが、分類上は果物です(日本では野菜と言っても間違いではないです)
このカロリーが低いという部分を「栄養がない」と捉えられたために起こった悲しい誤解です。
僕も昔これを信じてました。
そして最近長女が学校からこのネタを持ち帰ってきたので今回ここに書く運びになりました。
親子2代で騙されるという(苦笑)
そして長女はこれを盾に「きゅうり食べなくても良いよね」と駆け引きをしてきました。
そうは問屋が卸さないのだ!
きっとこういったやり取りはあちこちで起こっているのでしょう。
そして、実はもう一つ誤解を生む理由があります。
きゅうりはその95%が水分で構成されています。
「ほとんど水」と一般的には思われるでしょう。
つまり、ほとんど水なんだから栄養なんてないのでは?
というイメージもギネスの誤解を助長するものになっています。
まぁ、他の野菜類も水分量は似たり寄ったりなので、そこまで水分量を気にする必要もないのですが・・
そんなわけできゅうりは実際のところ、栄養がないからギネスに載っているのではなく、カロリーの低い果物として載っているのに誤解されてしまった、というのがその答えです。
実際のきゅうりの栄養
では実際にきゅうりはどんな栄養を含んでいるのでしょうか。
きゅうりの代表的な栄養はカリウムです。
その他にもビタミンC、カリウム、緑だけどカロテンも少量ながら含んでいます。
カロリーについてはギネスに載っている通り低いので、ダイエットなどの味方にもなると思います。
昔はきゅうりはビタミンCを壊すと言われていましたが、現在ではそのようなことはないと言われています。(詳細説明はかなり長くなってしまうので割愛)
栄養がない上の他のビタミンまで壊してしまうのでは悪役も良いところです。
そういった誤解が少しずつ解けて、現在は様々な料理に使いやすい食材としての地位を築いています。
まとめ
- きゅうりに栄養がない、というのは誤解
- きゅうりはそれなりに栄養がある
- きゅうりは低カロリー
今回の内容については上記のようなものになっています。
食品について言われているアレコレにも誤解や勘違いがあって、こういったものを探すのも少し面白いと感じました。