冷凍食品はおいしくなったけど

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人参

冷凍食品は技術の進歩と共に、安いだけでなく、品質的にも非常に高いものになっています。

僕も給食などには積極的に使用するようになり、業務の効率化ができています。

 

そんな僕でも実はどうしても受け入れられない冷凍の商品があるのです。

それについて今回は書いていきます。

 

冷凍人参、君だけはちょっと・・・

冷凍の野菜もどんどん良くなって来ています。

僕が最近感動したのは大根と揚げ茄子

 

大根は味の染み込みが非常に早くて、煮物などにかかる時間が大幅に削減できますし、美味しいできあがりになりました。

揚げ茄子は油感(という謎のワード)もあるし、味も良くてびっくりしました。

茄子は水分が多いので素揚げは油跳ねが酷く、やけどするし、周りは汚れるしで嫌いでしたが、これで和解できそうです。

 

そんな中、僕に頑なに生を使用するという気持ちを捨てさせないのが人参です。

冷凍の人参は食感がなく、もぞもぞするし、味も変な匂いで良く分からないです。

 

昔このブログにもミックスベジタブルが苦手と書いたような淡い記憶がありますが、最近になって、「あれは人参の仕業か!」と思うようになりました。

 

実際に大根の冷凍と併用して煮込むことがったのですが、大根は味がしっかりとしみた反面、人参は人参の匂いにかき消されて、同じ鍋で煮たにも関わらず出来上がりはまさに天と地、日誌にも「大根と人参の味付けが大幅に異なっていた」と書かれてしまいました・・・

心の中では「まったく同じ味付けだよ、というか一緒に煮たよ!」と叫びましたが、それで何かが変わるというわけでもなく・・・

 

個人的に根菜は冷凍で全く問題ないと思っていたのに、とんだ伏兵がいたものです・・・ 

 

冷凍野菜は特徴を理解して使用する

さて、冷凍人参の悪口はこのくらいにして、その他の冷凍野菜について個人的に使う際に気を付けている点について2つの商品だけではありますが書いていきます。

 

冷凍じゃが芋(乱切り)

皮をむいてから切るという手間を省けるだけでも非常に助かるじゃが芋ですが、加熱しすぎるとぐずぐずに崩れてしまいます。

かといって、加熱が足りないと中心部に固さが残るので、自分たちの調理環境では鍋で何分ボイルする、あるいはスチコンに何分かけるのがちょうど良いのかということをしっかりと確認して使用するのが良いでしょう。

 

ちなみにカレーに使用する際にはカレールーを入れる直前位に入れるようにしています。

早いとに崩れるので。

 

冷凍ホウレンソウ(葉物)

冷凍の葉物は加熱しすぎるとクタクタになってしまい、色も悪くなるので、加熱時間は短めにするのがポイントです。

最近は自然解凍で使用できるという商品も充実してきているので、そういったものを使用すれば色が悪くなることは防止できるので便利ですが、給食業界で働いているとどうしても火を通して安心したいという思いもあるので、用途などに合わせて使い分けるなどが良いのではないでしょうか。

 

さて、今回は冷凍食品の進歩と、それでも最終的に個人個人舌に合わないものがあるでしょうという話(?)でした。

冷凍の人参を美味しくする方法をご存じの方はぜひ教えていただければと思います。