たまねぎは料理の困ったを解決してくれる食材
たまねぎは家庭料理でも毎日の湯に使用する機会のある食材です。
特に僕は献立を作成する仕事をしているので、その重要さについては毎日かみしめるばかりで、頭の上がらないところです。
今回はそんなたまねぎの便利さを紹介していきたいと思います。
たまねぎは万能食材
たまねぎはその使用範囲の広さがずば抜けています。
和・洋・中いずれの料理にも幅広く使われ、その中でも特に洋食は強いという印象です。
料理としては生で食べても良し、加熱しても良しで、煮物、炒め物であれば基本的に合わないことはないのではないかというくらいの活躍ぶりを誇ります。
肉・魚・卵といった主菜を彩る食材との相性も良く、組合せに悩まされることも少ない優等生です。
味の変化も楽しめる
たまねぎは生で食べるとその辛みが前面に押し出されます。
あっさり、サッパリとした料理に取り入れる時には生も良いでしょう。
実際にサラダや付け合わせとして生たまねぎは良く見かけます。
※新たまねぎは辛みが少ないので、普段の生たまねぎが苦手と言いう人でも食べられることがあります。
一方加熱したたまねぎは甘さが出てきます。
少し炒めるとほのかに甘みが、弱火で茶色くなるまで炒めるとかなりのコクと甘みが出ます。
このように加熱の有無や程度によってこれだけ顔を変える食材というのも珍しく、それぞれの用途に合わせた加熱具合にすることで、料理の良さを最大限に生かすことができます。
たまねぎの栄養
では引っ張りだこになる食材のたまねぎはどのような栄養が含まれているのでしょうか。
たまねぎは可食部の90%が水分です。
それでも他の野菜に比べると100g当たり37㎉程度とカロリー高めになっています。
ビタミンはB群、ビタミンC、カリウム、食物繊維を含みます。
ただ、他のビタミンやミネラルの豊富な野菜に比べるとそれらの含まれる量はやや控えめになっています。
たまねぎの特徴として糖類があります。
ブドウ糖、果糖、蔗糖が含まれ、独特の甘みの元となります。
たまねぎの最大の使いどころ
僕が献立にたまねぎを後から加える場合
料理のボリュームが足りないというケースが多いです。
様々な料理に相性が良いので、何となく量が寂しいな、食材の種類が不足しているな、と感じたらたまねぎを突っ込む感じです。
カロリーが他の野菜よりも多いとは言っても、そこまで神経質になるような多さでもない(僕にとっては)ので、使いやすさは超一流です。
炒め物だったりするともやしなどは価格も安くカロリーも低いので便利ですが、たまねぎ程どんな料理にも・・・という万能性はありません。
料理や最近の使用食材状況にもよりますが、たまねぎをファーストチョイスにするだけの理由がそこにはあると言えます。
動物はたまねぎが苦手?
ペットに多い犬や猫は中毒症状に似た状態になるので、たまねぎをふくむ料理は食べないように気を付ける必要があります。
エキスなども同様なので、人の食べる加工品をペットに上げる際には注意が必要です。
まとめ
たまねぎは様々な料理と相性が良く非常に使いやすい食材です。
保存に関しても、表面が乾いた状態を維持できれば室温でかなりの長期間使用可能です。
困った時のお守りに常備しておくというのもお勧めできる優れた食材と言えるでしょう。